- 作成日:2023.04.13
- 更新日:2023.10.04
不動産営業が楽しい理由とは?向いている人や将来性についても解説
「不動産営業の仕事どんな部分が楽しいの?」と気になっている方も多いでしょう。
不動産営業の仕事はきついイメージを持たれるケースが多いですが、実際に営業担当者はどの部分にやりがいを感じているのか気になりますよね。
不動産営業の楽しい部分がわかれば、安心して転職を決意できます。
この記事では、不動産営業が楽しい理由や楽しくなる方法、不動産営業に向いている人の特徴などをまとめました。
不動産業界への転職を考えている方は、ぜひ最後までご覧ください。
関連記事:不動産営業から転職|売買仲介の営業経験を活かせる転職先
この記事の監修者
不動産転職ルート 編集部
不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」の編集部です。不動産業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
不動産営業が楽しい理由とは?
不動産営業が楽しい理由として、以下の4つが挙げられます。
- 新生活の応援ができる
- さまざまな物件んを見ることができる
- 不動産業界の知識が身に付く
- 頑張れば給料が増える
不動産営業の仕事は、不動産の知識を深めたり、年収アップに繋がったりするのが魅力です。
不動産営業が楽しい理由を具体的に見ていきましょう。
新生活の応援ができる
賃貸物件を探したり、居住用の物件を購入したりする方は、自分たちの新たな住まいを探しています。
お客様が心機一転して新たな場所で新生活をスタートする際のサポートができることは、不動産営業の楽しさのひとつです。
特にマイホームの購入は、お客様にとって人生の一大イベントです。
お客様にとってもわくわくする新生活のスタートに深く関わり、感謝された時は、仕事のやりがいに繋がります。
さまざまな物件を見ることができる
企業によって取り扱う物件は異なりますが、不動産営業の仕事をするとアパートやマンション、戸建て、オフィス、店舗、土地などさまざまな物件を見られます。
これだけ多くの物件を日常的に見られることは、不動産営業が楽しいと感じられる一面です。
なかには自分では借りたり、購入したりできないような高級マンションを訪れて、間取りを見学できる場面もあるでしょう。
特にインテリアや建築などが好きな方には、魅力的な仕事です。
不動産業界の知識が身に付く
不動産営業をすると、不動産売買や賃貸に関する法律や手続き、建築、設備、資産運用などさまざまな知識が身に付くことも楽しい部分です。
不動産は衣食住に関わってくるため、知っていて損をすることはありません。
今後、不動産を購入したり、資産運用したりしたいと考えている方は、特に楽しさとやりがいを持って働けるでしょう。
もし周りに家探しや投資など不動産関係で困っている方がいた時は、不動産営業の仕事で身に付けた知識でアドバイスもできます。
頑張れば給料が増える
不動産営業の給与形態は、多くの企業が固定報酬+インセンティブです。
そのため、賃貸契約や不動産売買の営業をして契約が取れた分だけ、給料に成果が反映されます。
特に不動産売買営業はインセンティブの金額が高額なため、1件契約を取ると10万〜20万円ほど給料がアップします。
給料がアップすることに、不動産営業の楽しさを感じている方も多いでしょう。
高額な商材を取り扱うため営業は決して楽ではありませんが、成果を上げれば年収1,000万円以上も夢ではありません。
不動産営業が楽しくなる方法
不動産営業は楽しくやりがいを感じられる一方で、ストレスやプレッシャーを感じる場面もあります。
そこで、不動産営業が楽しくなる4つの方法を紹介します。
- 営業力を身に着ける
- 長所を探す
- お客様と仲良くなる
- 作業効率を考える
4つのポイントを押さえれば、不動産営業の仕事を楽しいと感じながら続けられるでしょう。
営業力を身に着ける
不動産営業をするうえで、営業力を身に付けることは重要です。
物件の知識や交渉力、コミュニケーション力などさまざまな営業力を磨くと、お客様との信頼関係を築けて、成果に繋がります。
成果を上げればその度にやりがいを感じられ、不動産営業の仕事が楽しくなるでしょう。
成果を上げれば、アポイント数や契約数に関して会社の上司に問い詰められることもありません。
不動産営業を始めたばかりの頃は成果が出ず楽しくないかもしれませんが、地道な努力を重ねていけば、メキメキと実力がついてくるはずです。
長所を探す
不動産営業には、さまざまなタイプの人材が求められます。
そのため、自分自身の長所を探して、好きや得意を活かせる営業スタイルを確立すると、楽しみながら成果を上げられるようになるでしょう。
- 子育て経験のある方は子育て世帯に最適な提案ができる
- その地域の情報は誰よりも詳しく、お客様の理想に合う地域を提案できる など
上記のような勝ちパターンを作ると、どんどん契約率が上がっていくはずです。
自分が好きなことや得意なことに関しては、情報収集することも苦にならず、楽しく続けられます。
お客様と仲良くなる
不動産営業をする際は、お客様と仲良くなって信頼関係を築くことが大切です。
お客様と仲良くなって本音を聞き出せたら、お客様の求める物件を提案して、お互いが満足いく取引ができるようになります。
満足のいく取引ができたら、より強固な信頼関係を築けるでしょう。
また、お客様から信頼されると、別のお客様を紹介してもらえるケースが増えて、契約が取りやすくなっていきます。
契約がとりやすくなるほど、不動産営業の仕事が楽しく感じられるでしょう。
また、紹介を受けて契約の取れる社員は、会社にとっても頼もしい人材です。
作業効率を考える
不動産営業は、お客様に物件を提案するだけでなく、アポイントや契約書作成、物件調査などさまざまな工程があります。
作業にかかる時間も多いため、作業効率を考えることが大切です。
スケジュール管理やタスク管理をして、自分がやりやすい業務のやりかたを見つけると、仕事上のストレスが軽減されて、楽しく仕事できる環境が整えられるでしょう。
さらに、効率化して余った時間は成果に直結する営業に充てると、今まで以上の成果を上げられる可能性が高くなります。
不動産営業がきついという人もいる
不動産営業の仕事は楽しいと感じている方だけでなく、きついと感じる方もいます。
不動産営業の仕事がきついといわれる理由は、以下の3つです。
- 営業ノルマがあるため
- 土日祝に休めないため
- 給料が安定しないため
不動産営業への転職を検討する前に、きつい場面も把握しておきましょう。
営業ノルマがあるため
不動産営業は、多くの企業でノルマを設定されています。
営業ノルマがない場合は、アポイント目標や契約目標が掲げられていることがほとんどで、どちらにしても数字に追われる世界です。
設定された期間内に成果を達成する必要があり、ノルマによるプレッシャーがストレスの原因となります。
周りの人は営業ノルマを達成しているのに、自分だけ達成できない状況に陥ると、出勤が億劫になることもあるでしょう。
営業職である以上、数字を常に意識しなければなりません。
土日祝に休めないため
不動産営業の仕事の多くは、土日祝日も出勤を求められます。
例えば、賃貸物件や新築のマンションなどの内見の来客数が多いのは、お客様が休みの日です。
そのため、来客数が多い土日祝日は出勤しなければなりません。
さらに、例え土日祝日に休みを取っていても、お客様の都合に合わせて休日出勤しなければならないケースもあります。
土日祝日に出勤する代わりに、多くの企業では平日に2日間休みを取れるようになっていますが、家族や友人と予定を合わせにくくなる点にストレスを感じる方は多いです。
給料が安定しないため
不動産営業の給与形態の多くは、固定給+インセンティブです。
契約を取れていれば毎月高額な給料を得られる可能性が高いですが、契約が取れなかった場合は固定給しか得られません。
契約数に応じて給料が変動するため、毎月の給料の金額はバラバラで、家計管理が難しい点もきついと感じる一因です。
そのため、給与形態の観点からお伝えすると、安定志向の方には不動産営業の仕事はおすすめできません。
不動産営業はどんな人に向いている?
不動産営業に向いているのは、以下の4つのうちどれかに当てはまる人です。
- 心身ともに強い人
- 稼ぎたい欲が強い人
- コミュニケーション能力がある人
- 何事も続けることができる人
具体的にどのような人に向いているのかを確認し、不動産営業への転職を決める際の判断材料のひとつにしてください。
心身ともに強い人
不動産営業はストレスやプレッシャーの多い仕事です。そのため、心身ともに強くないと、長く働き続けられません。
例えば、不動産売買の営業となると、お客様にとっては人生で1番と言っても良いほどの大きな買い物です。
そのため、お客様も話を進める際は慎重になり、時には厳しい言葉を投げかけられることもあります。
また、簡単には契約に結びつきません。
大変な場面に直面しても、すぐに気持ちを切り替えて前向きにやっていけるほど体力的にも精神的にもタフな人は、不動産営業に向いています。
稼ぎたい欲が強い人
不動産営業の仕事はインセンティブが大きいため、契約が取れたらそれだけ高年収も期待できます。
コミュニケーション能力や交渉力が高ければ、学歴や実務経験などがなくても年収1,000万円以上が可能です。
不動産営業は給料が安定していないデメリットはありますが、それ以上に稼ぎたい気持ちが強く、高年収を得るために努力できる人に向いています。
不動産営業としてうまくやっていくには、目標に向かって地道に努力することが大切です。
コミュニケーション能力がある人
不動産営業をするためには、コミュニケーション力が欠かせません。
不動産の売買や賃貸の契約を獲得するためには、お客様のニーズを聞き出し、最適な提案をしなければなりません。
お客様のニーズを聞き出すには事務的な質問をするだけでなく、コミュニケーションを取る中で相手の価値観や理想を汲み取る必要があります。
また、お客様だけでなく、社内でも一丸となって数値目標を達成するためにコミュニケーション力が求められます。
以上のことから、コミュニケーション力がある方は、不動産営業としてうまくやっていけるでしょう。
何事も続けることができる人
お客様に物件を提案してすぐに契約に結びつけばいいですが、不動産営業はそう簡単に契約に至りません。
不動産営業をする際は、提案してもなかなか納得してもらえず、見送ることになった場合でも、諦めずに次に提案する物件を探すことが大切です。
お客様からすると今後何年か住み続ける大事な場所を決める場面のため、慎重に検討する方がほとんどです。
お客様にニーズに合いそうな物件を提案していると、より深いニーズを聞き出すきっかけになり、いずれ条件に合う物件を提示できた時は契約が成立するでしょう。
不動産営業の平均年収
令和3年賃金構造基本統計調査の概況によると、不動産業の平均月収は32万6,100円です。
つまり、年収は単純計算すると391万円となります。
上記の所得は不動産業の中でも営業や事務などの職種別になっておらず、男女合わせた数値のため、実際はもう少し年収が高い可能性があります。
また、求人サイトの「求人ボックス」によると、不動産営業の平均年収は419万円です。
一方で、令和3年度の民間給与実態統計調査結果の概況によると、国内の平均給与は443万円とされています。
不動産営業の年収の平均値は国内平均よりも低くなっておりますが、勤務先や成績などによって給料は変動するため、一概に低いとは言い切れないでしょう。
不動産業界の将来性について
人口減少や少子高齢化、価格高騰などにより、不動産業界では物件を売り出してもなかなか売れない場合があります。
2015年より不動産業界の市場規模は拡大していましたが、2019年以降は縮小傾向になりました。
しかし、実際のところは地方と都市部で二極化が進んでおり、地方ではなかなか売れない物件が増えている一方で、都市部では不動産価格の高騰が続いています。
2021年には首都圏の新築マンションの価格は、バブル期の記録を塗り替えました。
特に都市部ではマンションが根強い人気で、中古マンションでも価格は高く、売りに出すとすぐに売れる状況が続いています。
ただ、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務をする方が増えて、都市郊外の人気も高まりました。
今後は都市部と都市郊外を中心に不動産の需要が高まっていくでしょう。
まとめ
不動産営業はさまざまな物件を見たり、成果がすぐに給料に反映されたりしてやりがいのある仕事です。
始めたばかりの頃はうまくいかないかもしれませんが、慣れてきて自分の勝ちパターンを確立すると成果に繋がって、どんどん楽しくなっていくでしょう。
がんばって契約を取った分はしっかりと給料に反映されるのが、不動産営業の魅力です。
ただし、不動産営業は高額な商材を扱うため、そう簡単に契約に至るわけではなく、営業ノルマや休日出勤などきつい思いをする場面も少なくありません。
したがって、心身ともに強い人や稼ぎたい欲が強い人などは、不動産営業が向いています。
都市部や都市郊外では、今後も不動産営業の需要が高まっていくでしょう。
不動産営業に転職をお考えの方は、楽しい面やきつい面などを把握したうえで検討しましょう。
▼参考文献
・厚生労働省「令和3年賃金構造基本統計調査の概況」
・国税庁「民間給与実態統計調査結果の概況(令和3年分)」
・求人ボックス「不動産営業の仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」2023年4月3日時点
この記事の監修者
不動産転職ルート 編集部
不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」の編集部です。不動産業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。