- 作成日:2023.05.18
- 更新日:2023.10.04
不動産営業を辞めたいと思う人の、辞める理由とは?転職する際のポイントも解説
「不動産営業がつらいから辞めたい」「辞めたいけれど、本当に辞めていいのかわからない」
このような悩みを抱えていませんか?
不動産営業は一般的に稼げる仕事といわれていますが、その半面さまざまなストレスを抱えやすい部分もあります。
そのため、不動産営業を辞めたいと悩む人も多いです。
そこで本記事では、次の内容についてお伝えします。
- 不動産営業を辞めたいと思う理由
- 不動産営業を辞めるメリット・デメリット
- 不動産営業から転職するコツ
不動産営業として働く人が辞めたいと悩む理由から転職のコツまでお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
関連記事:不動産営業から転職|売買仲介の営業経験を活かせる転職先
この記事の監修者
不動産転職ルート 編集部
不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」の編集部です。不動産業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
不動産営業を辞めたいと思う理由
はじめに、不動産営業を辞めたいと思うよくある理由を7つ紹介します。
それぞれの詳しい理由をお伝えしていくので、なぜいま自分が不動産営業を辞めたいと考えているのか、考えを整理するヒントにしてくださいね。
ノルマがきつい
不動産営業として働く場合、避けて通れないノルマが精神的負担になる人は多くいます。
ノルマが達成できない月が続くと、自信をなくしたり、会社に居づらさを感じたりするケースが多いです。
会社によってはノルマ未達に対して執拗に責める場合もあるので、前向きに頑張る気力を失ってしまうこともあるでしょう。
上司からのパワハラがある
不動産業界の中には、パワハラが当たり前になっている企業もあります。
パワハラの一例は次の通りです。
- 常に攻撃的な態度で接してくる
- 大人数の前で怒鳴って叱る
- 達成不可能なノルマを設定する
パワハラが蔓延している企業で出世している人は、パワハラが当たり前の環境に慣れてしまっています。
上司がパワハラをしている自覚がないケースもあるので、心身に支障をきたす前に一度休んだり、人事担当者に相談したりしましょう。
体育会系の社風
「気合いと根性で頑張れ」といった、根性論をごり押しする体育会系の社風の不動産会社もあります。
また、体育会系の社風の場合、先輩後輩関係がハッキリしていたり、飲み会が多いなどの傾向が強いです。
体育会系の社風が一概に悪いとはいいません。
しかし、体育会系の社風が合わない人にとっては、辞めたいと思う十分な理由になり得るでしょう。
クレーム対応がつらい
入居後のお客様から設備不良のクレームが入ったり、営業の態度に対するクレームが入ったりすることもあります。
お客様にとって不動産は大きな金額の買い物なので、場合によっては強い口調でお叱りを受けることも多いです。
強い口調でお叱りを受けることが続いてしまうと、自分が否定されているような気分になってしまうこともあるでしょう。
また、中には理不尽なことをいってくるモンスタークレーマーにあたり、精神的につらくなってしまうケースもあります。
労働時間が長い
不動産営業は、お客様に合わせて行動するため労働時間が長くなりがちです。
特に進学・就職シーズンの1~3月、秋の人事異動に伴う転勤がある9~10月は繁忙期といわれており、朝から晩までお客様対応しなければなりません。
労働時間が長いと心身ともに疲労が溜まり、プライベートの時間もなくなってしまうので辞めたくなるのは当然ともいえます。
土日が休めない
賃貸仲介や販売営業の場合、多くのお客様が来店される土日は休みづらいです。
基本的に土日は必ず出勤で、会社によっては土日に有給休暇を取得しにくい場合もあります。
特に家庭と仕事を両立したい方や趣味を楽しみたい方にとっては、土日に休めないとプライベートを大切にできず、辞めたいと思う大きな理由になるでしょう。
成果が出なければ給与が低い
多くの不動産営業では、固定給+インセンティブ制が導入されています。
固定給が低めの代わりに、契約が取れればインセンティブで高収入を目指せますが、成果を出せないと給与が低くなりがちです。
そのため、成果を出せない月が続くと給与が低く、さらに会社で居づらさを感じてしまいす。
不動産営業に向いている人
不動産営業を辞めたいと思う理由を踏まえたうえで、不動産営業に向いている人の3つの特徴をお伝えします。
- ストレスに強い人
- コミュニケーション能力が高い人
- とにかく稼ぎたい人
それぞれの特徴をみて、不動産営業を続けるか考えてみましょう。
ストレスに強い人
不動産営業は、ストレスに強い人に向いています。
ノルマが課されたり、会社によっては体育会系の社風の場合もあったりするので、精神的に強いと長く続けやすいです。
また、ノルマを達成するために前向きに頑張れる、気合いで頑張ろうと互いに応援しあう雰囲気が好きという人に向いているでしょう。
コミュニケーション能力が高い人
年代や職業関係なく、誰とでもスムーズにコミュニケーションを取れる人も不動産営業に向いています。
不動産営業ではお客様の要望を汲み取ったり、難しい専門用語をわかりやすく説明したりする能力が求められるからです。
また、不動産営業は、お客様にとって人生の中で大きな金額の買い物に携わる仕事です。
そのため1人の営業として信頼を得るためにもコミュニケーション力は重要といえるでしょう。
とにかく稼ぎたい人
「同年代より多く稼ぎたい」「頑張りが給与に還元される環境に身を置きたい」という人にも不動産営業は向いているでしょう。
不動産営業では、多くの企業が「固定給+インセンティブ制」の給与形態を導入しています。
また、不動産営業は、数千万円以上の高額商品を扱う仕事なので、1件の契約で100万円以上のインセンティブを支給してもらうことも可能です。
年収1,000万円も目指せる仕事なので、とにかく稼ぐことを目指したい方に適した仕事といえます。
不動産営業を辞めるメリット・デメリット
不動産営業を辞めればすぐにつらい状況から脱せられますが、デメリットがあることも事実です。
落ち着いて転職するか考えるために、ここまでの内容を踏まえて、不動産営業を辞めるメリット・デメリットをそれぞれお伝えします。
メリット
はじめに、不動産営業を辞めるメリットは次の2つです。
- 自分が安心して働ける環境に転職できる
- ノルマや人間関係などのストレスから解放される
条件に合う会社を見つけ、面接を通過することが条件にはなりますが、不動産営業を辞めることで、より自分が安心して働ける環境に身を移せます。
ノルマや人間関係に対するストレスを抱えている人も、一度不動産営業を辞めることで心身を回復させやすいです。
自分に合った環境に転職するために、これまで自分が不動産営業を辞めたいと思った理由をあらためて振り返ってみましょう。
自分にとってこれまで合わなかった環境を裏返すと、自分に合った職場の雰囲気・働き方が見つかります。
- 体育会系の社風が合わない → みんなで協力しあう社風の会社がいい
- 土日が休めない → 平日勤務の会社、土日どちらかは休める会社
また、不動産営業で培った営業スキルや不動産に関する知識は、転職先で活かしたり、面接の際に努力してきたことをPRしたりできます。
いまは精神的につらいかもしれませんが、経験を糧にして、次の環境へ踏み出していってくださいね。
デメリット
次に不動産営業を辞めるデメリットは、主に次の2つです。
- 新しい会社でキャリアをイチから積み直す必要がある
- 年収ダウンする可能性が高い
不動産営業を辞めて、別の会社に転職する場合は、新しい環境で人間関係や仕事のスタイルをイチから再構築する必要があります。
同じ仕事でも会社によって進め方が全く違うこともあるので、慣れるまでは戸惑うこともあるのは肝に銘じておきましょう。
また、不動産営業以外の仕事に就く場合は、年収ダウンする可能性があります。
不動産営業はインセンティブで収入アップを目指せますが、インセンティブがない他業種の営業職や事務職など、別の職種にキャリアチェンジする場合は、年収が下がりやすいです。
年収ダウンを防ぐためには、これまでと同等の年収を稼げる転職先を探したり、不動産営業で培ったスキルを評価してくれる転職先を探しましょう。
不動産営業から転職する際のポイント
ここで、これまでの経験を活かして他社の不動産営業に転職する際のポイントを2つ見ていきましょう。
ぜひ、自分が安心して働ける環境を見つけるためのヒントにしてください。
営業の職種から選ぶ
まず、自分にあった営業の職種から転職先を考えることもひとつの手段です。
「不動産営業」という仕事の括りの中には、次のようにさまざまな職種があります。
- 賃貸仲介営業
- 売買仲介営業
- 用地仕入れ営業
- 不動産管理営業
例えば、いま土日休みが取れないのがつらいと悩んでいる方は、主なお客様が法人である用地仕入れ営業や不動産管理営業への転職を検討してみましょう。
平日勤務・土日休みの会社が多いので、プライベートを充実させやすいです。
また、飛び込みやテレアポがつらい方は、お客様からの反響営業が中心の賃貸仲介や売買仲介を選ぶとストレスを軽減させやすいでしょう。
このように自分がいまつらいと思っていることをやらなくて済む営業を探すと、経験を活かして転職しやすいです。
会社の特徴から選ぶ
体育会系の社風が合わない、土日が休めないなど、職場環境に対する不満を抱えている場合は、会社の特徴から転職先を選ぶこともおすすめです。
- チームで協力する社風
- 土日休みが取得できる
- 平均勤続年数が長い
体育会系の社風の場合、基本的に個人プレイが中心になりがちです。
しかし、チームで協力する社風の会社であれば、根性論ではなく理論を元に仕事を進めやすいでしょう。
近年は土日休みが取得できる不動産会社も増えてきているので、土日休みが確実に取得できる職場を探すこともおすすめします。
また、職場環境・待遇が充実している職場は、離職率が低く勤続年数が長くなりやすいです。
求人を探す際には給与面などと合わせて、平均勤続もチェックしてみましょう。
不動産営業を辞めたい場合は転職がおすすめ
「もう不動産営業という仕事事体を辞めたい」という方は、これまでの経験を活かして転職しましょう。
不動産営業を辞めて転職する時の主な選択肢は次の3つです。
- 不動産業界内で別の職種に転向する
- 他業界の営業職に就く
- 他業界で別職種にチャレンジする
まず「不動産業界は好きだけど、営業を続けるのがつらい」という場合は、不動産業界内で事務職など別の職種への転職をおすすめします。
営業職で培った現場経験を活かして、事務職として営業としてサポートする場合、営業に寄り添いながら対応できるでしょう。
また、不動産業界から他業界にいくこともひとつの手段です。
他業界で不動産の知識を直接的に活かすことは難しいかもしれません。
しかし、営業スキルや社会人としてのマナーなど、他業界でも活かせるスキルは必ずあります。
自分が興味のある分野や得意なこと、理想のキャリアプランなどを見直して、自分の納得の行く答えを出しましょう。
まとめ
本記事では、不動産営業を辞めたいと思う理由についてお伝えしました。
不動産営業を辞めたいと思う理由は、ノルマがきつい、体育会系の社風が合わない、土日が休めないなどさまざまです。
頑張ればインセンティブ報酬で大きく稼ぐチャンスがある分、その分さまざまなストレスを抱えてしまう場合もあります。
不動産営業を辞めると、ストレスから解放されて自分に合った職場に転職することも可能です。
ただし、新しい環境でイチから仕事を覚え直す大変さ、年収ダウンする可能性がある点も覚えておきましょう。
これらを踏まえて転職する場合は、自分がストレスなく働きやすい職種や職場環境が整っている会社を探してください。
本記事が、不動産営業を辞めるか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
この記事の監修者
不動産転職ルート 編集部
不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」の編集部です。不動産業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。