- 作成日:2023.05.12
- 更新日:2023.10.04
不動産営業の志望動機の書き方は?未経験者・経験者別に例文を紹介
志望動機を書く際、「どのように書けば好印象になるのだろう」と悩みますよね。
不動産業界や営業職が未経験でも大丈夫だろうかと、不安を抱えている人は多いでしょう。
不動産営業といっても、マンションや戸建て、オフィスなど取扱物件の種類によって業務内容は異なります。
このコラムでは不動産営業の仕事内容や志望動機の書き方、例文などをまとめました。
不動産営業への転職を検討中の方は、参考にしてくださいね。
関連記事:不動産営業から転職|売買仲介の営業経験を活かせる転職先
この記事の監修者
不動産転職ルート 編集部
不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」の編集部です。不動産業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
志望動機を考える際のポイント
志望動機とは、その企業に入社したい理由です。
企業の採用担当者は応募者の志望動機を聞いて、自社への理解度や志望度を見極めて、内定者を決める際の参考にしています。
そのため、採用担当者に「一緒に働きたい」と思ってもらえるような内容にする必要があります。
志望動機で重要なこと
志望動機で「一緒に働きたい」と思ってもらうには、他にも数多くの企業がある中で、なぜその企業を選んだのかを具体的に伝えることが重要です。
仕事の種類が同じだったとしても、他社で使用した志望動機の内容を使い回してはいけません。
その企業が求めている人材像を理解し、自分がマッチしていることをアピールできるような内容にしましょう。
不動産営業の仕事内容とは?
不動産営業とは、土地や建物などの不動産を商品として売買や仲介の営業をする仕事です。
ただし、不動産と一言でいっても、戸建てやマンション、オフィスなど取扱物件によって営業方法や営業する相手はさまざまです。
営業方法には電話営業や反響営業、来店型営業などがあります。
それぞれ求められる能力や人材像が異なるため、応募したい企業の営業職の仕事内容をあらかじめリサーチしておくと良いでしょう。
不動産営業には様々な種類がある
不動産営業の仕事には、下記のようにさまざまな種類があります。
- 不動産賃貸仲介営業
- 不動産売買仲介営業
- 不動産開発営業
- 土地活用営業
- 不動産デベロッパー
- 不動産コンサルティング
転職を検討する前に、それぞれの仕事内容を確認しておきましょう。
不動産賃貸仲介営業
不動産賃貸仲介営業とは、土地や建物を借りたい方と貸したい方を繋ぎます。
家を借りたいお客様に対して部屋を提案・案内して契約を結ぶところまでが、不動産賃貸仲介営業の仕事です。
営業方法は、一般的に来店したお客様や問い合わせのあったお客様に対応するケースが多くなっています。
不動産売買仲介営業
不動産売買仲介営業は、土地や建物を買いたい方と売りたい方を繋ぐ仕事です。
土地や家を売りたい人を探して物件を査定したり、媒介契約を締結した後に購入したい人を募って購入や住宅ローンの手続きをしたりします。
不動産売買仲介営業の多くは反響営業で、チラシやネット広告などで反響があったお客様に営業します。
不動産開発営業
不動産開発は土地の取得や企画、開発、販売、管理の一連の流れを手がける仕事です。
不動産開発営業では、開発を行うための土地を取得する営業を行います。
具体的には土地に関する情報を収集して、土地開発をするメリットなどを分析・検討し事業計画を固めていくなど、付随する業務がさまざまです。
土地活用営業
土地活用営業とは、土地の所有者に対して、その土地を有効活用してもらうための営業を行う仕事です。
イベントを開催したり、飛び込み営業をして土地の所有者にアプローチします。
アプローチする方法は、資産運用や税金対策など土地所有者のニーズによってさまざまで、土地活用の提案だけでなく、建物建設後の運用まで代行している企業も多くあります。
不動産デベロッパー
不動産デベロッパーはマンションやビル、リゾート、街などの不動産を開発する業者です。
例えば街を開発する場合は、その地域の方向性を決めてマンションや商業施設などを複合的に開発したり、駅や道路などのインフラ整備を同時に行ったりします。
開発を行う過程で建設会社や不動産会社、行政機関などさまざまな企業が関わり合いますが、その指揮を執るのがデベロッパーの役割です。
不動産コンサルティング
不動産コンサルタントとは、購入や売却、管理、活用など不動産に関する悩みを解決するためにサポート・アドバイスする仕事です。
業務内容は場合によってさまざまですが、相談を受けて提案のみ行うケースや提案した内容の実施まで行うケースなどがあります。
また、コンサルティングをする不動産会社やコンサルティング専門会社など、活躍の場も多岐にわたります。
不動産営業に求められる人材
不動産営業の仕事で求められることは、下記3つに当てはまる人材です。
- ポジティブ思考である
- コミュニケーション力が高い
- 向上心がある
どの企業にも共通する要素を紹介するため、志望動機を考える時に参考にしてください。
ポジティブ思考である
他業界の営業職にも共通していえることですが、不動産営業には特にポジティブ思考が求められます。
不動産営業の仕事は営業目標の達成を追求されることが多いですが、毎月簡単に目標を達成できるわけではありません。
そこで、不動産営業の仕事を長く続けていくには、ポジティブ思考が重要な要素となります。
コミュニケーション力が高い
不動産営業には、コミュニケーション力も必要です。
営業をして契約を取るには、お客様のニーズを的確に聞き出して、希望にマッチする物件を案内しなければなりません。
賃貸も売買も高額なお金が動くので、お客様もシビアに評価しています。
そのため、お客様にとって心地よく、円滑にコミュニケーションできるスキルが求められます。
向上心がある
不動産営業をするには、向上心もあるとより良いでしょう。
不動産業界の事情は社会の状況に応じて変化しており、不動産営業に必要な法律も改正されます。
そのため、しっかり勉強をしていないとお客様からの質問に正しく回答できません。
向上心があると不動産営業の仕事を続けていけるだけでなく、良い結果も出せるようになるでしょう。
不動産営業が未経験の場合にアピールすべきポイント
不動産営業未経験の方が志望動機を書く際にアピールすべきポイントは、以下の3つが挙げられます。
- 熱意をアピールする
- 不動産営業を選んだ理由をアピールする
- 受けた企業を選んだ理由をアピールする
未経験で転職を検討している方は、参考にしてください。
熱意をアピールする
未経験者が一番にアピールできるポイントは、熱意です。
不動産営業は結果が求められる仕事であり、熱意がなくては続けられません。
ただし、熱意を伝えることは意外と難しく、ただ不動産営業の仕事をやりたいと思っているだけでは伝わらないものです。
営業の仕事には、数字や結果へのこだわりも欠かせません。
そこで「社内で一番売れる営業マンになりたい」「年収1,000万円以上稼ぎたい」など具体的な数字を用いて伝えると、熱意が伝わりやすくなるでしょう。
不動産営業を選んだ理由をアピールする
未経験でも不動産業界を選んだ理由を明確に伝えると、履歴書や面接で印象に残りやすく、アピールに繋がります。
例えば「いろいろな物件を見るのが好き」「自分も不動産投資をしてみたい」など、要点をわかりやすく伝えましょう。
ただし、ありきたりな文章になってしまっては、採用担当者の印象に残りません。
不動産業界に決めた時の気持ちを思いだして、具体的なエピソード付きでアピールすると好印象に繋がります。
受けた企業を選んだ理由をアピールする
不動産業界といっても、さまざまな企業が存在します。
数多くある中でなぜその企業を選んだのか、理由を明確にすることが重要です。
不動産営業の仕事にチャレンジしたいことを伝えながら、「どうしてもこの企業に入社したい」という熱意と、「ずっとこの会社で働きたい」という覚悟が採用担当者に伝わると、採用時の印象もぐっと良くなるでしょう。
また、その企業を選んだ理由が明確に伝わると、入社してすぐに辞めないという安心感も与えられます。
不動産営業の志望動機の書き方
内定をもらうには、志望動機を採用担当者の印象に残るような内容にすることが大切です。
志望動機には相手の印象に残りやすい書き方があるので、志望動機を作成する前に確認しておきましょう。
長期で働ける旨を記載する
不動産営業にはきつい一面があり、忍耐力が求められるため、長く働いてくれるかどうかを重視する傾向があります。
不動産営業の仕事にやりがいを感じている点と、その理由により長期的に働きたい気持ちを伝えましょう。
特に未経験の場合は、本当に長期的に働けるのかどうか慎重に判断するケースも多いので、モチベーションの高さや忍耐力があるとアピールすることが大事です。
なぜ不動産業界を選んだのかを記載する
志望動機では不動産業界を選んだ理由を明確にして、他業界にも使える内容は書かないように気を付ける必要があります。
例えば「住宅を通して多くの人を幸せにしたい」という気持ちでは、好印象には思ってもらえないでしょう。
人々を幸福にしたいだけであれば、不動産業界でなくてもできるはずです。
それよりも、高いインセンティブが設定されている不動産営業だからこそ叶えられる「稼ぎたいから不動産業界を選んだ」という理由の方が高く評価される可能性があります。
過去に営業経験があればその旨を記載する
志望動機を書く際は不動産営業の仕事をしたい気持ちも大切ですが、自分が貢献できる内容を記載することも忘れてはいけません。
過去に営業経験がある場合は、経験を活かして活躍できることや営業職への理解度の高さなどもアピールしましょう。
経験をもとに志望動機を記載すると、志望度の高さもアピールできます。
自分の営業経験によって企業に貢献できる内容を、明確に伝えることが大切です。
不動産営業の志望動機の例文
次は不動産営業に転職する際の志望動機の例文を紹介します。
例文を参考にして、自分らしい志望動機にアレンジしてくださいね。
経験者の場合
これまでも不動産営業の仕事に携わってきました。今までは主に賃貸仲介の営業をしていましたが、今後はもっと大きなプロジェクトにも携わりたいと考え、土地の開発からマンション販売までを一貫して行う貴社への転職を志望しています。
貴社であれば、不動産営業の中でも、不動産に関するさまざまな業務に携わり、専門性を身に付けられると考えたからです。以前は賃貸仲介の営業で、高い売上目標を追うことにやりがいを感じ、毎月のノルマと自分で設定した目標は必ず達成するよう行動していました。
これまで培ったお客様のニーズを読み取る傾聴力を活かして、前職のように売上の数字にこだわり、貴社のマンション販売営業に貢献したいと考えています。
経験者の場合は、やりがいを具体的に記載し、営業職の仕事を理解していて即戦力になることを意識してアピールすると好印象になるでしょう。
不動産営業をするうえでの強みとして、「お客様のニーズを読み取る傾聴力」を挙げていることも良いポイントです。
未経験者の場合
私は今まで飲食店で働いていましたが、新しい仕事にチャレンジしたいと思い不動産営業に興味を持ちました。
前職では飲食店の店長をしており、スタッフの業務効率を上げることに注力し、前年比120%の売上目標を達成することができました。立場は異なりますが、掲げた目標に向かって切磋琢磨する点では、飲食店の店長と不動産営業の仕事は共通しているのではないかと思います。
また、不動産営業はお客様とのコミュニケーション力や問題解決力が求められる仕事であり、今までの飲食店での接客経験を活かしてお客様の満足度を向上させられるのではないかと考えています。
こうした経験を活かして、貴社でも賃貸仲介営業で貢献していきたいと思います。
不動産営業の経験はなかったとしても、不動産営業に少しでも活かせる経験をしたことがあれば、十分にアピールできます。
応募先の企業に貢献していける内容を具体的に記載すると、未経験だったとしても熱意が伝わり、採用してもらえる可能性が高くなります。
NG例
私は高校時代にテニス部のキャプテンを務めていました。
キャプテンとしてチームメンバーをまとめるために、一人ひとりと対話をしたり、定期的にみんなで話し合う場を設けたりして、メンバー同士のコミュニケーションを取ることを大切にしてきました。ときにはメンバーからの悩み相談に真摯に向き合い、メンバーからの信頼を得られるよう努めてきました。
私はお客様の悩みや同僚の悩みに耳を傾けてしっかりと話を聞くとともに、テニス部でチームメンバーをまとめた経験を活かして、お客様の悩みをしっかりと聞き、営業成績の向上を意識して行動していきたいと考えています。
不動産業界や応募先企業を志望する理由が書かれていない志望動機はNGです。
上記の例文は、自分の過去の経験ばかりが語られているだけです。
採用されたいなら、不動産業界やその企業でないといけない理由を書く必要があります。
まとめ
不動産営業は、土地や建物などの不動産を売買・賃貸契約するために営業する仕事です。
不動産営業と一言でいっても、取扱物件や企業の特色によって営業方法や仕事内容は異なります。
不動産営業への志望動機を記載する時は、仕事に対する熱意や不動産業界・応募先企業でなければならない理由などを記載しましょう。
経験者はその企業に就職したい理由を、未経験者は不動産業界に興味を持った理由やその企業を選んだ理由などを具体的に記載すると、採用担当者の印象に残りやすくなるでしょう。
不動産営業への転職を検討中の方は、志望動機を書く際にこのコラムで紹介した書き方や例文を参考にしてくださいね。
この記事の監修者
不動産転職ルート 編集部
不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」の編集部です。不動産業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。