- 作成日:2023.05.11
- 更新日:2023.10.04
賃貸仲介に転職する方法とは?特徴・向いている人や売買仲介についても解説
「賃貸仲介会社へ転職するコツを知りたい」「未経験からでも賃貸仲介会社へ就職できるか知りたい」と思っている方のために、本記事では賃貸仲介について詳しく解説していきます。
賃貸仲介会社は、物件を貸したい人と借りたい人の間に立って、双方をサポートする仕事です。
不動産業界の仕事の中でも、生活に身近でなじみやすい職種なため、興味がある方も多いのではないでしょうか。
本記事では、以下の内容についてお伝えします。
- 賃貸仲介に転職する方法
- どのような人が賃貸仲介営業に向いているか
- 未経験でも賃貸仲介営業に転職できるのか
- 売買仲介営業との違い
不動産業界への転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
関連記事:不動産営業から転職|売買仲介の営業経験を活かせる転職先
この記事の監修者
不動産転職ルート 編集部
不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」の編集部です。不動産業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
賃貸仲介営業として転職できる会社
賃貸仲介営業として転職できる会社は、主に大手企業と地元密着型の企業の2つです。
賃貸仲介の大手会社は、アパマンショップやミニミニなど、多くの方が町中で見かける賃貸専門店を運営している企業を指します。
また、大手だけでなく、地域に根付いた地元密着型の不動産も転職先の選択肢のひとつです。
大手企業と地元密着型の企業には、次のようなメリットがあります。
- 大手企業:認知度が高く、多くのお客様が来店するので集客に困らない
- 地域密着型の企業:地主と深い繋がりがあり経営基盤が安定しているケースが多い
また、この記事を読んでいる方の中には、賃貸仲介と売買仲介どちらの営業がいいのか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
稼ぐことが目的であれば売買営業がおすすめですが、売買営業は契約の単価が高いためなかなか成果を出しにくい傾向があります。
一度賃貸仲介営業で経験を積み、売買仲介営業へのキャリアアップを目指すこともおすすめです。
賃貸仲介会社の仕事内容
賃貸仲介会社の仕事は、貸主に代わって物件を借りたい人を探すサポートをする仕事です。
貸主から依頼を受けたら、物件の宣伝や案内、契約までの一連の流れを行います。
賃貸仲介会社の主な仕事は次の通りです。
- 物件を視察して、物件情報サイトやチラシを配布し宣伝
- 問い合わせを受けたら、物件の紹介・案内をする
- 借主が決まったら、入居審査を実施
- 契約手続きを行い鍵渡し
これらの仕事を行い、貸主と借主双方が納得のいく契約ができるようにサポートします。
賃貸仲介会社の特徴
次に、賃貸仲介会社の業務内容の特徴を3つお伝えします。
- 勤務時間について
- 残業について
- 休日について
賃貸仲介会社で働くイメージを掴むために、ぜひ参考にしてくださいね。
勤務時間について
まず、勤務時間は9:00~18:00の一般的な実働8時間・休憩1時間制を採用しているケースが多いです。
お客様からの問い合わせや内見の希望が多い時間帯に、営業時間を設定している企業が多くなっています。
ただし夕方以降の問い合わせや内見に対応するため、企業によっては夜21時頃まで営業時間を設定し、シフト制を導入している場合もあります。
残業について
賃貸仲介会社は、2~3月の就職・進学シーズンの繁忙期は残業が多くなりがちです。
2~3月は問い合わせや入居希望が1年の中で1番多いため、必然的に残業が発生すると思っておきましょう。
ただし、繁忙期以外はお客様から急な問い合わせなどがない限り、定時退社しやすいです。
休日について
賃貸仲介会社に限らず不動産業界では、水曜日は「契約が水に流れる」ことを連想させるので、水曜日休みを採用している企業が多くあります。
そのため、連休になるように水曜日に加え、火曜日もしくは木曜日を定休にしている企業が多いです。
また、多くのお客様が来店される土日は基本的に出勤になるので、土日休みは取りにくいと覚えておきましょう。
賃貸仲介会社での勤務が向いている人
次に、賃貸仲介会社での勤務が向いている人の特徴を3つお伝えします。
主な特徴は次の通りです。
- 人と話すのが得意
- ノルマなどが苦にならない
- 「住環境」に興味がある方
それぞれのポイントをチェックしていきましょう。
人と話すのが得意
まず誰にでも物怖じせず話せる方は、賃貸仲介会社での勤務に向いているといえるでしょう。
お客様の要望を聞いたり、内見や契約のスケジュール管理をしたりするなど、常にお客様と話す仕事なので、人と話すのが得意だとスムーズに仕事を進めやすいです。
加えて、内見や契約の手続きを行うにあたって、スムーズなメール対応ができるとなお良いでしょう。
ノルマなどが苦にならない
企業によりますが、多くの賃貸仲介会社では毎月目標契約件数や金額のノルマが設定されています。
ノルマを苦に感じず、自分に課された目標と前向きに捉えて仕事に励める方は、なかなか契約が取れない時も心を折れずに頑張りやすいです。
また、不動産営業は時にお客様からクレームを受ける場合もあります。
貴重な意見として真摯に受けとめつつ、クレームを引きずらずに前向きに仕事に励む姿勢が大切です。
「住環境」に興味がある方
お客様から部屋の日当たりや構造など、さまざまな質問を受ける仕事なので、「住環境」に興味があることは大切です。
物件の構造や部屋選びのポイントなど、自分で知識を身につけて、不動産に詳しくない方にもわかりやすく伝えるスキルを身につけられると営業として信頼を得やすいでしょう。
また、興味を活かして、宅地建物取引士(通称:宅建)を取得すると、業務の幅が広がるほか、資格手当を得て収入アップを目指せます。
賃貸仲介営業になるために必要なことは?
どのような人が賃貸仲介に向いているかを理解したところで、次に必要な資格・スキル・知識・経験をそれぞれお伝えします。
いまからでも身につけられる内容ばかりなので、不動産業界未経験の方もぜひ参考にしてください。
資格・スキル
まず、賃貸仲介営業に限らず不動産業界では、宅地建物取引士(通称・宅建)の資格があると有利です。
宅建を取得すると、契約をする際に必要な「重要事項説明書」の説明担当をできるようになり、資格手当を受けられる場合が多くあります。
また、日々多くのお客様と会うので、コミュニケーション力に自信があるとなお良いでしょう。
知識や経験
賃貸仲介営業として働くにあたり、次の知識を身につけると丁寧な営業ができるようになります。
- 不動産に関する知識:物件の特徴や住宅に関する専門用語
- 税金や法律に関する知識:不動産にまつわる税金や契約に関する法律など
これらの正しい知識を持っていることは、賃貸仲介営業として働くにあたって武器となります。
また、これらの知識に加えて、提案からクロージングまで一連の営業経験があると即戦力としての活躍を目指せるでしょう。
賃貸仲介会社へ転職する際のポイント
次に、賃貸仲介会社へ転職するために押さえておきたい履歴書作成と面接のポイントをそれぞれ紹介します。
転職活動が初めての方も、何度か転職活動経験がある方も、あらためてポイントを確認していきましょう。
履歴書の確認
まず、自分の基本情報や志望動機を知ってもらうきっかけとなる履歴書の内容に間違いがないか確認しましょう。
特に志望動機では次の3つの理由を組み込めていると、自分の意思がしっかり伝わります。
- 不動産業界を志望する理由
- 賃貸仲介営業を希望する理由
- 数ある企業の中から応募先企業を選んだ理由
提出する前に、自分で読み返すことはもちろん、家族や知人など第3者からアドバイスをもらいましょう。
面接の事前準備
賃貸仲介営業の面接では、自社の営業スタッフとしてふさわしい身なり・話し方が備わっているかを見られています。
そのため、スーツの手入れや着こなし、髪型やメイクをしっかりチェックしておきましょう。
また、受け答えをする際は、活舌よく相手に聞こえやすく話すのがポイントです。
加えて、逆質問も5つほど準備して、志望度の高さが伝わるように準備しておくと安心でしょう。
賃貸仲介会社は未経験でも転職できる?
賃貸仲介会社は、未経験でも転職可能です。
年齢が若いほど、ポテンシャル採用してもらいやすい傾向があります。
30代以降はマネジメント経験や即戦力を求められるため、賃貸仲介営業が未経験の方は、営業の実務経験や宅建など不動産関連の資格を取得していると採用の可能性が高くなります。
また、次の理由から、賃貸仲介営業は売買営業に比べて転職のハードルが低めです。
- 物件を借りたい人がお客様なので成約のハードルが低め
- 売買営業よりノルマが厳しくない
賃貸仲介営業は「物件を借りる」と明確な意思を持った方がお客様なので、何千万円もする家を販売する売買営業より成約のハードルが低いです。
そのため、未経験からでもチャレンジしやすくなっています。
また、企業にもよりますが売買営業よりはノルマが厳しくない傾向があるので、安心してチャレンジしやすいでしょう。
賃貸仲介以外に売買仲介もある
最後に、賃貸仲介営業とよく比較される売買仲介営業についてお伝えします。
賃貸仲介との違いを知り、どちらの仕事が自分に向いていそうか考えてみましょう。
売買仲介会社の仕事内容
売買仲介会社では、物件を販売したい人と物件を購入したい人のサポートを行います。
主な仕事は次の通りです。
- 物件情報サイトやチラシで集客活動
- 物件の案内
- 契約手続き・住宅ローン審査のサポート
- 物件引き渡し
物件を販売したい売主から依頼を受け、集客活動から物件の案内、契約までの流れをサポートします。
また、問い合わせが入ったら、物件の案内を行い、買主が安心して契約から引き渡しができるように対応するのが売買仲介会社の仕事です。
売買仲介会社に向いている人
売買仲介営業は、一件あたりの契約金額が何千万円にも上るため、賃貸仲介営業より成約のハードルが高いです。
その点を踏まえて、売買仲介営業はとにかく稼ぎたい人やメンタルが強い人が向いています。
売買仲介営業は成約のハードルは高いですが、その分インセンティブ報酬が高いので頑張り次第で年収1,000万円以上を目指せます。
また、ノルマが厳しいケースも多いので、メンタルが強く前向きに仕事に励める自信がある人に向いているでしょう。
まとめ
本記事では、賃貸仲介営業への転職についてお伝えしました。
賃貸仲介営業では、貸主に代わって物件を借りたい人を探すサポートをするため、人と話すのが得意で住環境に興味がある方におすすめです。
また、ノルマを設定する企業も多いので、ノルマを苦に感じず前向きに仕事に励めるとなお良いでしょう。
実際に転職活動をする際は、志望動機が明確に伝わる履歴書を準備して、身なりの確認や逆質問の準備など面接対策もしっかり行ってくださいね。
また、賃貸仲介営業は、未経験からでも転職しやすい職種です。
物件を販売する売買仲介営業より、未経験転職のハードルも低めなので、興味を持ったらぜひチャレンジしてみてください。
この記事の監修者
不動産転職ルート 編集部
不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」の編集部です。不動産業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。