- 作成日:2023.05.08
- 更新日:2023.10.04
プロパティマネジメントとは?不動産業界専門の転職エージェントが解説
この記事では、不動産業にとって欠かせないプロパティマネジメントについて解説をしています。
不動産業界以外の方には、聞き慣れない言葉でもあるプロパティマネジメントを、不動産業界専門の転職エージェントが解説します。
最後まで読んでいただくと、プロパティマネジメントの基本概念や業務内容が理解出来るようになっています。
関連記事:不動産営業から転職|売買仲介の営業経験を活かせる転職先
この記事の監修者
不動産転職ルート 編集部
不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」の編集部です。不動産業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。
目次 INDEX
プロパティマネジメントの基本概念
プロパティマネジメントの基本概念を解説します。
プロパティマネジメントとは
プロパティマネジメントとは、不動産の価値を最大化し、維持するために行われる一連の業務のことを指します。
賃貸管理、建物管理、設備管理、空室対策、契約管理、リスク管理などが含まれます。プロパティマネジメントは、オーナー、テナント、管理会社が協力して行うことで、不動産の適切な運用が実現され、価値の最大化につながります。
なぜプロパティマネジメントが重要なのか
プロパティマネジメントが重要な理由は、不動産の価値を維持・向上させ、収益性を高めることにつながるからです。
適切なプロパティマネジメントによって、建物の老朽化や設備のトラブルを未然に防ぎ、入居者満足度を高めることが可能になります。また、様々なリスク管理を行うことで、法令遵守、トラブルの未然防止にも繋がります。
プロパティマネジメントの対象
住宅物件
住宅物件は、個人が居住するための物件で、アパート、マンション、一戸建てなどが含まれます。プロパティマネジメントでは、家賃管理や入居者対応、建物・設備の維持管理などが行われます。
オフィスビル
オフィスビルは、企業や事業所が事務所として利用する物件です。プロパティマネジメントでは、賃貸契約管理、テナント獲得、共用部分の維持管理、安全対策などが行われます。
商業施設
商業施設は、ショッピングモール、デパート、専門店街など、消費者向けのサービスや商品を提供する施設です。プロパティマネジメントでは、テナント誘致、売上管理、施設運営やイベント企画、設備の維持管理などが行われます
工業施設
工業施設は、工場や倉庫など、製造業や物流業務に関連する物件です。プロパティマネジメントでは、賃貸契約管理、施設の維持管理、安全対策、環境対策などが行われます。
ホテル・旅館
ホテルや旅館は、宿泊客にサービスを提供する物件です。プロパティマネジメントでは、施設運営、客室や共用施設の維持管理、予約管理、スタッフ管理などが行われます。
教育施設
教育施設は、学校や研修センターなど、教育・研修に関連する物件です。プロパティマネジメントでは、施設の維持管理、安全対策、教育機器の管理などが行われます。
医療施設
医療施設は、病院やクリニックなど、医療サービスを提供する物件です。プロパティマネジメントでは、施設の維持管理、設備の維持・更新、清掃や廃棄物処理、安全対策などが行われます。
駐車場
駐車場は、自動車やバイクの駐車スペースを提供する物件です。プロパティマネジメントでは、運営管理、駐車料金の徴収、設備の維持管理、安全対策などが行われます。
公共施設
公共施設は、市民や地域住民向けのサービスを提供する施設で、公園、図書館、スポーツ施設などが含まれます。プロパティマネジメントでは、施設の維持管理、運営、イベント企画や利用者対応などが行われます。
プロパティマネジメントの目的は、上記のような物件に対して、物件の価値を維持・向上させることです。物件の種類や特性に応じて、異なる管理手法、考えるべきことが異なります。プロパティマネジメントを行う業者は、これらに対応出来る専門的な知識や技術を持っていることが求められます。
プロパティマネジメントに関する用語
テナント
テナントは、不動産オーナーから賃貸物件を借りる入居者のことを指します。テナントは、賃貸借契約に基づいて、家賃を支払い、物件を利用します。
賃貸借契約
賃貸借契約とは、不動産オーナーとテナント間で結ばれる契約です。契約には、家賃金額、支払い方法、契約期間、敷金・礼金、契約更新に関する事項などが記載されます。
入居審査
入居審査は、テナントが物件に入居する前に行われる審査です。審査では、テナントの信用情報や収入状況、家族構成などが確認され、適切な入居者であるかどうかが判断されます。
メンテナンス
メンテナンスは、建物や設備の維持・修繕を行う業務です。定期的な点検や清掃、故障時の修理対応などが含まれます。
プロパティマネジメントの業務内容
賃貸管理・契約管理
賃貸管理・契約管理は、テナントとオーナーの間で行われる賃貸借契約を管理する業務です。具体的には賃貸借契約の締結、家賃の徴収や更新、解約手続き、トラブル対応などです。契約書の作成や保証金の管理、契約内容の変更手続きなども含まれます。
建物管理・設備管理
建物管理・設備管理は、建物や設備の維持・管理を行う業務です。定期的な点検や清掃、修繕計画の立案、修繕工事の実施などが含まれます。
空室対策と入居者獲得
空室対策と入居者獲得は、入居者を獲得し、空室率を下げることを目指す業務です。物件の魅力をアピールする広告や、適切な家賃設定、入居者向けのサービス提供などが含まれます。
リスク管理
リスク管理は、法令遵守やトラブルの未然防止を目的とした業務です。火災や地震などの自然災害対策、訴訟リスクの回避、建築基準法や消防法などの法令を遵守するための取り組みが含まれます。
プロパティマネジメントに求められるスキル
コミュニケーション能力
プロパティマネジメントでは、オーナーやテナント、関連業者との円滑なコミュニケーションが求められます。必ずしも全員の利害が一致するばかりでもないため、高いコミュニケーション能力が必要です。
交渉力
賃貸契約や修繕工事など、様々なシーンで交渉が発生します。先程のコミュニケーション能力とも重複しますが、適切な条件を提示し、双方が納得できる結果を導き出す交渉力が求められます。
分析力
物件の収益性や市場動向を把握し、適切な戦略を立てるために、分析力が必要です。データをもとに、効果的な空室対策や適切な家賃設定などを行うことが重要です。オーナーや関係者が納得出来るような内容を分析を通じて導く必要があります。
法律知識
プロパティマネジメント業務では、不動産に関する法律や規制が頻繁に関与します。建築基準法、消防法、賃貸借法などの法律知識が必要とされます。そのため不動産に関する資格取得も有効になりえます。具体的には、宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、などの資格が有用です。
マーケティング能力
物件の魅力をアピールし、入居者を獲得するために、マーケティング能力が求められます。効果的な広告戦略や、ターゲットに合ったサービス提供が重要です。
プロパティマネジメント事業を行う有名な企業
三井不動産レジデンシャルサービス株式会社
三井不動産レジデンシャルサービスは、三井不動産グループの企業です。主にマンションやアパートなどの住宅物件を中心にプロパティマネジメント業務を展開しています。同社は、長年の経験と実績に基づく質の高いサービス提供を行っており、入居者に安心して暮らせる環境づくりに力を入れています。また、環境への配慮や効率的なエネルギー管理など、持続可能な住まいの実現に向けた取り組みも行っています。
野村不動産パートナーズ株式会社
野村不動産パートナーズは、野村不動産グループの一員です。オフィスビル、商業施設、住宅物件など幅広い物件のプロパティマネジメントを手掛けています。ICT技術を活用した施設管理や、省エネルギー・地球環境に配慮した取り組みも実施しているのが特徴です。
三菱地所コミュニティ株式会社
三菱地所コミュニティは、三菱地所グループの一員で、主にオフィスビルや商業施設、住宅物件などのプロパティマネジメントを行っています。同社の強みは、顧客ニーズに応じた柔軟なサービス提供が可能であることです。また、省エネ・環境対策やバリアフリー化など、社会課題に対応した取り組みを実施している点も評価されています。
大和リビング株式会社
大和リビングは、大和ハウスグループの一員で、主に住宅物件を中心にプロパティマネジメント業務を展開しています。同社は、賃貸住宅管理だけでなく、マンション管理やビル管理なども手掛けており、幅広い物件に対応しています。
トーカンシリウス株式会社
トーカンシリウスは、東急不動産グループの一員で、オフィスビルや商業施設、住宅物件など幅広い物件のプロパティマネジメントを手掛けています。同社は、物件管理だけでなく、テナントサポートや営業支援、リフォーム・リノベーションなど、物件に関するあらゆるサービスを提供しているのが特徴です。
これらの企業は、プロパティマネジメント業界で実績があり、それぞれの特徴や強みを生かしたサービス提供が行われています。
プロパティマネジメントの仕事に転職するなら不動産転職ルート
弊社は不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」を運営しています。
今回の記事で解説したようなプロパティマネジメントの求人を多数保有しております。プロパティマネジメントの仕事は、安定した需要があり、年収の高い不動産業界に属するため、給与水準も比較的高い傾向があります。プロパティマネジメントの仕事に興味があれば、ぜひお気軽にフォームよりご相談ください。
この記事の監修者
不動産転職ルート 編集部
不動産業界専門の転職エージェント「不動産転職ルート」の編集部です。不動産業界での転職活動やキャリアに役立つ記事を更新しています。