2020-12-22
転職活動で親のアドバイスを聞かない方がいい理由

ご両親と仲の良い方や、親の影響力が大きい方だと、転職活動において親がアドバイスをしてきたり、関与してくる場合があります。
- そもそも転職をするかどうか
- 自分が考えている業界や会社
- キャリアの方向性
等について反対されたり、まったく違う意見を言われたりすると、どうしたらよいか悩みますよね。
さまざまな意見があるかと思いますが、転職エージェントを運営する弊社としては「あまり参考にする必要はない」と考えています。
この記事では、転職活動で親のアドバイスを聞かない方がいい理由を解説します。
目次
転職活動で親のアドバイスを聞かない方がいい理由
転職活動で親のアドバイスを聞かない方がいい理由は親世代の考え方をそのまま当てはめても、ご自身にとって良いキャリアが生まれるとは限らないからです。
例えば相談者の方が30代の場合、ご両親は50~60代の方が多いでしょう。
親世代の方の抱く転職市場のイメージや転職への考え方は、今の20~30代の方とずれていることがあります。
産業構造の変化
ここ数十年、産業の構造は大きく変化しています。
かつては製造業が大きかったものが、近年IT領域が急成長しています。
近年急成長している業界や分野などはご両親の意見を聞いても、そのままあてはまらないことが多いでしょう。
転職への考え方の変化
親世代では同じ会社で数十年働くのが一般的でしたが、今では転職は珍しいことではありません。
ある意味1社に固執することが自分のキャリアを危うくする可能性もありえます。
そのためご両親がキャリアの専門家であったり、転職エージェントを運営していて詳しいといった場合を除き、意見をそこまで参考にする必要はないと言えます。
転職は他人の意見で意思決定すべきではない
今回は親の話をしましたが、そもそも転職活動における意思決定は他人のアドバイスで変えるべきではありません。
転職は結局自分に関わることで、この先ずっと続くことです。
人の意見で意思決定をすると誰かのせいにしてしまうことがあるので、最終的には自分で意思決定をすることが重要です。
友人でも同様です。
友人は世代間のギャップはないかと思いますが、まったく違う生き方をしてきた人や違う背景で考えている方の意見は参考にはなれど、それで意思決定はすべきではありません。
他人の意見でいちいちブレないために、
- 自分自身がなぜ転職したいと思っているのか
- どういう軸で転職活動をしていくのか
を定めておくことが重要です。
これを持っていれば他人の意見やアドバイスを聞いたときも良い部分だけを取り入れるといった判断ができるでしょう。
親に心配をかけたくない方へ
親の意見を参考にするわけではないけど、心情的に親へ心配をかけたくないという方は、
- 業界の展望
- 会社の情報
などある程度の情報を共有して、不安を和らげてあげると良いかと思います。
特に親世代がイメージしにくい業界や会社の場合は効果的です。
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転職活動で転職エージェントを利用すべき最大の理由
転職を考えたらまずは転職エージェントを利用することをおすすめしています。
- 転職エージェントしか保有していない求人があるから
- 無料で書類や選考対策が出来るから
- 効率的な転職活動が可能
- 条件交渉がしやすい
転職エージェントの利用には、上記のようなメリットがありますが、転職エージェントしか保有していない非公開求人があるというのが最大のメリットです。
中途採用の求人は、企業によっては、特定の転職エージェントにしか依頼をだしていなかったり、一般には公開せずに転職エージェントにのみ、求人の情報を公開していることがあります。
そうした求人は、個人で転職活動をする限り見つけられません。非公開求人に応募するには、転職エージェントを活用するしかないのです。
他にも、選考対策によって通過率が向上したり、日程調整や各企業とのコミュニケーションを代行してもらえる、年収やその他の条件などの交渉がしやすいといった点はメリットですが、最大のメリットは「転職エージェントしか保有していない求人がある」ことです。
大手2社+専門性の高いエージェント1社を利用するのがおすすめ
先程、転職エージェントの最大のメリットは非公開求人にあると説明しました。
一般的に非公開の求人を多く保有しているのは、大手の転職エージェントです。
一方で、特定の領域に特化した転職エージェントは求人数は大手ほどではありません。しかし、強みとしている領域の企業の非公開求人や情報を豊富に保有しています。
そのため、転職エージェントは、大手の転職エージェントを2~3社、自分に関心のある特定領域に強い転職エージェントを1社利用するのがよいでしょう。
大手の転職エージェントで紹介される求人で、転職市場全体の相場観を理解し、特定領域のエージェントで興味のある分野の詳細を聞いていくのがおすすめです。
大手の転職エージェントの複数利用をおすすめしているのは、担当者との相性が理由です。
転職エージェントとは一定期間、密なやり取りをすることになるので、相性の良い方・信頼出来る方を選びましょう。
そのためにも複数の転職エージェントを活用し、信頼出来る方を選ぶべきです。
続いて、おすすめ出来る大手の転職エージェントと、専門・特化型エージェントを紹介します。
おすすめの大手転職エージェント
大手の転職エージェントは広告も積極的に行っており、ご存知のサービスも多いかもしれません。
こうした大手の転職エージェントは多くの求人数を保有しており、様々なタイプの方に対応が可能です。どんな方にもおすすめできる転職エージェントといえるでしょう。
- 転職支援実績N0.1の【リクルートエージェント】
- 保有している求人の80%以上が非公開で相談時に自分にあった求人が見られる「DODA
」
- 親身なサポートに定評のある「パソナキャリア
」
- 外資系企業やハイクラスの人材に強い「
JAC Recruitment」
などがあります。
おすすめの専門・特化型転職エージェント
専門や特化型転職エージェントは、CMなどのマスプロモーションは行わないため、一般的には知名度が高くありません。
しかし、専門の領域では大手を超える実績や情報をもっていることもあります。
- 採用背景の解説
- 求人内容の詳細説明
- 書類選考対策
- 面接対策
専門特化型の転職エージェントは上記のような、転職活動のサポートもじっくり行う傾向があります。
丁寧なサポートをしてほしい、興味・関心がある程度定まっている方は積極的に活用すべきです。
- 士業・管理部門の転職エージェント「アガルートキャリア」
- 広告・Web・マスコミの転職はマスメディアン
- 既卒やフリーターに特化した転職エージェント「ウズキャリ
」
- 教育業界専門の転職エージェント「Education Career」(弊社運営)
- 教育・人材・IT領域に強い転職エージェント「ファンオブライフ」(弊社運営)
などがあります。上記のような領域に興味・関心があるかたは、こうした転職エージェントを活用しましょう。
▶転職エージェントの相談は無料?その理由と仕組みは?(転職エージェントについて知りたい方向けの内容です)
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