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2019-03-20

ITストラテジストとは?難易度や合格率は?上流でのキャリアを目指す人におすすめの資格

この記事では、IT系の資格の中では唯一「専門知識等を有する労働者」に指定されているITストラテジストについて解説しています。

ITストラテジストの試験概要や難易度、取得するメリットや過去問、学習のポイントについてまとめています。

ITストラテジストとは

ITストラテジストは、経営とITを結びつける戦略家のための試験です。IT戦略でビジネスを成功に導くCIOやCTO、ITコンサルタントを目指す方におすすめの資格と言えるでしょう。

厚生労働大臣によって定められている「専門知識等を有する労働者」に指定されています。他に指定されているのは、弁護士、公認会計士、医師、技術士です。

ITストラテジストの試験の対象者は、

高度IT人材として確立した専門分野をもち、企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動の特定のプロセスについて、情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略を策定・提案・推進する者

とされています。

ITを活用した事業の革新、業務の改革や製品・サービスの企画・推進を担う業務を期待されるポジションの方のためのものといえるでしょう。同時に組織のマネジメント、メンバーの育成も期待される役割の方を想定しています。

現在、上記のような業務を担当されている方はもちろん、今後そうしたポジションを目指す、キャリアアップしていきたい方にもおすすめできる試験です。

ITストラテジストの試験概要

ITストラテジストの受験資格は特にありません。

試験は1日かけて行われ、大きく4つ(午前Ⅰ、午前Ⅱ、午後Ⅰ、午後Ⅱ)に分けられます。

午前は四択の問題で知識を問うものです、午後は記述式、論述式で技能を問う問題が出題されます。

以下に試験時間や出題形式等をまとめています。

ITストラテジストの難易度は?合格率はどのくらい?

平成30年の実績では、応募者7449名に対し、合格率は14.3%で、合格者は約1065名でした。例年14%前後の水準で推移しています。

おおよそ受験者7人に1人くらいの合格率で、難易度の高い試験です。

資格名・試験名からITの知識があれば合格できると考える方が多いですが、論述試験の難易度が高く、ITに関する知識に加え、自身の考えや経験を論述できる力(国語力・論理的思考能力)も重要な試験です。

ITストラテジストの想定されるポジションでは、関係者にITやシステムの戦略・背景・意図を説明できる能力が必要となりますので、そういった伝える力も求めているといえるでしょう。

ITストラテジストになるにはどのくらいの勉強時間が必要?

知識を問う問題や、経験をもとに論述を行う問題がありますので、簡単に合格できる試験ではありません。

平均的な勉強時間は前提知識によるのではっきりとしたことは言えませんが、3ヶ月~半年程度の準備期間を経て合格される方が多いようです。

1年以上の長期の計画でというように考える方もいらっしゃいますが、長期すぎると手中が続かずに途中でダレてしまうことになります。

目標を明確に定め、そこに向けて試験を行いましょう。

ITストラテジストに価値はある?取得するメリットは?

ITストラテジストはIT関連の資格の中では難関で、取得する価値はあるといえるでしょう。

現在、ほとんどの企業・ビジネスがITとの関わりは必須です。

今後さらにクラウド、IoTやAIといった技術の進展が予想され、その中でビジネスとITを統合できる人材、どちらにも専門性を持った人材というのは引く手数多でしょう。

もちろん資格だけで優遇されるわけではなく、過去の経験・実績・スキルと合わせて判断されますが、ITストラテジストの資格を持っていることで、一定の証明につながるでしょう。

ITの経験を生かして、より上位の業務、マネジメント・経営に携わるキャリアを志向する方には取得するメリットは大きいでしょう。

ITストラテジストの過去問はどこで手に入る?学習のポイントは?

ITストラテジストの過去問は、公式サイトから手に入れることが出来ます。以下のリンクからダウンロードが可能です。

過去問が手に入るだけでなく、解答と講評も合わせて手に入ります。受験者がどういったところでつまづいているのかが解説されているので、試験対策には最適でしょう。

公式サイトでは過去数年分の問題が公開されています。こうした過去問をまずは解き、自分自身が苦手としている分野や対策すべき箇所を特定するのがよいでしょう。

まとめ

ITストラテジストの資格について、試験概要や難易度、合格率などをまとめました。

繰り返しになりますが、ITストラテジストの取得は簡単ではありませんが、ITと経営を統合できる人材は今後も高い需要が見込まれ、キャリアにとってのメリットは大きいです。

現在はこういった業務についていなくてもCTOやCIO、ITコンサルタント、事業会社でのIT関連の企画などより上流でのキャリアを目指す方には良い目標となる資格です。

求められる能力もITに関連する知識はもちろんそれをどう人にわかるように説明するかという論述の力も求められますので、仕事の関係者にどのようにIT戦略や必要性を伝えるかといったコミュニケーションスキルの向上にも寄与するでしょう。

転職活動で転職エージェントを利用すべき最大の理由

転職を考えたらまずは転職エージェントを利用することをおすすめしています。

  1. 転職エージェントしか保有していない求人があるから
  2. 無料で書類や選考対策が出来るから
  3. 効率的な転職活動が可能
  4. 条件交渉がしやすい

転職エージェントの利用には、上記のようなメリットがありますが、転職エージェントしか保有していない非公開求人があるというのが最大のメリットです。

中途採用の求人は、企業によっては、特定の転職エージェントにしか依頼をだしていなかったり、一般には公開せずに転職エージェントにのみ、求人の情報を公開していることがあります。

そうした求人は、個人で転職活動をする限り見つけられません。非公開求人に応募するには、転職エージェントを活用するしかないのです。

他にも、選考対策によって通過率が向上したり、日程調整や各企業とのコミュニケーションを代行してもらえる、年収やその他の条件などの交渉がしやすいといった点はメリットですが、最大のメリットは「転職エージェントしか保有していない求人がある」ことです。

大手2社+専門性の高いエージェント1社を利用するのがおすすめ

先程、転職エージェントの最大のメリットは非公開求人にあると説明しました。

一般的に非公開の求人を多く保有しているのは、大手の転職エージェントです。

一方で、特定の領域に特化した転職エージェントは求人数は大手ほどではありません。しかし、強みとしている領域の企業の非公開求人や情報を豊富に保有しています。

そのため、転職エージェントは、大手の転職エージェントを2~3社、自分に関心のある特定領域に強い転職エージェントを1社利用するのがよいでしょう。

大手の転職エージェントで紹介される求人で、転職市場全体の相場観を理解し、特定領域のエージェントで興味のある分野の詳細を聞いていくのがおすすめです。

大手の転職エージェントの複数利用をおすすめしているのは、担当者との相性が理由です。

転職エージェントとは一定期間、密なやり取りをすることになるので、相性の良い方・信頼出来る方を選びましょう。

そのためにも複数の転職エージェントを活用し、信頼出来る方を選ぶべきです。

続いて、おすすめ出来る大手の転職エージェントと、専門・特化型エージェントを紹介します。

おすすめの大手転職エージェント

大手の転職エージェントは広告も積極的に行っており、ご存知のサービスも多いかもしれません。

こうした大手の転職エージェントは多くの求人数を保有しており、様々なタイプの方に対応が可能です。どんな方にもおすすめできる転職エージェントといえるでしょう。

などがあります。

おすすめの専門・特化型転職エージェント

専門や特化型転職エージェントは、CMなどのマスプロモーションは行わないため、一般的には知名度が高くありません。

しかし、専門の領域では大手を超える実績や情報をもっていることもあります。

  • 採用背景の解説
  • 求人内容の詳細説明
  • 書類選考対策
  • 面接対策

専門特化型の転職エージェントは上記のような、転職活動のサポートもじっくり行う傾向があります。

丁寧なサポートをしてほしい、興味・関心がある程度定まっている方は積極的に活用すべきです。

などがあります。上記のような領域に興味・関心があるかたは、こうした転職エージェントを活用しましょう。

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