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2017-11-13

人材紹介会社を利用するときの手数料の相場は!?

人材紹介会社とは?

人材紹介会社は、求人企業に募集要件にあった人材を紹介し、その手数料で収益を得ている企業のことです。
有料職業紹介事業とも言われており、事業を行うには認可を取得する必要があります。

人材派遣の仕組みと混同されることが多いですが、有料職種紹介事業者自体は紹介手数料だけを貰います。紹介した方と求人企業は雇用契約を締結し、その紹介料として料金を請求します。

一方で人材派遣は、求職者の給料が派遣会社から出され、派遣会社はその給与に手数料を含んだ分を企業に請求する仕組みです。派遣されている人材は派遣会社と雇用契約を結んでいることになります。

人材紹介会社は、求人企業の手数料で収益を得ており、求職者(転職希望者)からは料金を徴収しないことがほとんどです。

人材紹介会社の仕組みは?求人企業の利用の仕方は?

人材紹介会社を利用する場合、求人企業から人材紹介会社に採用支援を依頼します。

この段階で諸条件の打ち合わせを行い、人材紹介契約書が締結されます。(紹介手数料、返金規定などをさだめたもの)ほとんどの場合、成果報酬で契約が行われるため、契約書を締結したからといって費用が発生するわけではありません。

求人企業は、紹介会社に採用の背景や採用したい人材の要件を伝え、求人票を共有し、(※紹介会社がヒアリングを元に作成することも多いです)紹介会社からの推薦(紹介)を待ちます。

紹介は、レジュメ(履歴書と職務経歴書)と推薦理由と合わせて行われます。紹介された人材の書類選考を行い、あとは面接等で実際に選考を行います。

選考後、採用になり入社に至った場合、紹介会社に紹介手数料を支払います。以上が、求人企業が人材紹介会社を利用する仕組みです。

人材紹介の仕組みは、求人企業からすると、契約時点では費用は発生しないため、多くの紹介会社に依頼を行っていたほうが、要件にマッチする人材が紹介される可能性は高まります。

一方で、多くの紹介会社と契約をするとその管理自体が負担となってしまうこともあります。複数社と契約をし、ある程度絞り込んでいくという利用の仕方をしている企業が多いようです。

求人広告と人材紹介の違いは?

企業が求人する際によく利用される、求人広告と人材紹介の違いはなんでしょうか。

求人企業側の視点からいうと、求人広告は採用の成否に関わらず広告掲載費ということで費用が発生します。※近年では成果報酬型の求人広告も増えていますが、割愛します
一方、人材紹介の場合、企業は紹介された人材が入社した時点で料金を請求されることになり、採用がされない場合は費用が発生しません。

採用が失敗しても、費用の支払い必要がある求人広告と、採用しない限り費用が発生しないのが大きな違いといえるでしょう。

一方で、求人広告は応募が多くあって複数名採用できたとしても、基本的に費用は最初の掲載費のみであることがほとんどです。
人材紹介の仕組みの場合、1名入社する毎に費用が発生します。詳しくは後述しますが、大人数を採用する場合、人材紹介の仕組みだと採用費が高額になってしまう可能性が高いです。

人材紹介の手数料の相場は35%!

一般的に、大手の人材紹介会社や多数の紹介会社は、人材の紹介料を年収の35%で設定しています。

年収500万円の方を紹介した場合、手数料は175万円(税別)です。ニッチな職種、エグゼクティブ層の採用などは、35%よりも高額な手数料が設定されていることが多くあります。

また職種や募集企業によっては、一律でいくらというような形で設定をしている企業もあります。

紹介手数料は安く出来るのか?!そのデメリットを解説

人材紹介手数料は、交渉によって安くなることもあります。

仮に35%の手数料が30%になり、年収500万円の人を採用した場合、手数料は25万円変わります。

決して少なくない額ですので、できれば抑えたいでしょう。紹介会社によって、手数料の交渉に応じる場合、応じない場合があるようです。

ただし、紹介手数料を安くするよう交渉した場合デメリットも生じます。

人材紹介企業は、人材を紹介して初めて売上になります。

キャリアアドバイザーと呼ばれる、求職者に求人を紹介する担当は、担当した方の手数料の合計で評価が決まることも多く、手数料の低い企業には積極的に人材を紹介しない可能性があります。

実際、「若手の無形商材の法人営業経験者で、結果を残してきた方」といった競合の多い採用ターゲットの場合、紹介の優先順位が下がりやすいでしょう。
紹介数が少なくなり、良い人材の紹介可能性が減るといったリスクを考えた上で、手数料の交渉を行う必要があるでしょう。

紹介手数料の返金規定

人材紹介の手数料は入社時点で請求が行われます。

その場合、仮に入社した方がすぐにやめてしまった場合はどうなるのかと気になる方もいるでしょう。

人材紹介会社と取引を始める場合、人材紹介契約書を締結し、この契約書に返金規定が定められています。

多くの場合、

  • 入社後30日未満:手数料の80%
  • 入社後30日以上60日未満:手数料の50%
  • 入社後60日以上90日未満:手数料の20%

といったように、入社後の時期と返還割合を定めています。

こういった規定を定めることで人材紹介企業も早期に離職することのないよう、精度の高い紹介や、ミスマッチにならないような紹介を心がけることになります。

人材紹介のメリット

人材紹介の手数料の相場や、仕組みを説明しましたが具体的に人材紹介会社を利用するメリットを紹介したいと思います。

採用要件にあった方と(手間をかけずに)会える可能性が高い

人材紹介会社に紹介を依頼する場合、どんな方を採用したいのかを求人票として渡したり、条件やターゲットを指定することになります。
その際に、適切に条件を伝えることができれば、採用可能性のない求職者(候補者)の紹介はなく、採用可能性のある方の紹介に限られるようになるので、効率良く面接を行うことが出来るでしょう。

公募では会えない人材に会える可能性がある

求人広告のみでは応募してこないような人材に会える可能性があります。

キャリアアドバイザーが熱心に魅力を語ってくれ、元々知らなかったが入社につながるというパターンも多く存在します。

特にBtoBで事業を行っている優良企業などは、こういった案内で上手く採用につながるケースが多いといえるでしょう。

非公開で求人を行うことが出来る

人材紹介会社に依頼する際に、公にしないで募集を行うこともできます。

そうなると人材紹介会社のみに求人の情報が渡ることになり、要件に見合った方にのみ求人が紹介されることになります。

秘匿性の高い求人や、競合に動きを悟られたくないといった場合、求人広告は出せませんが、人材紹介では他社に情報を開示せずに求人を行うことが可能です。

初期費用がかからない

前述したように、採用活動を開始する段階で費用は発生しません。

ずっと採用活動を行っていても入社している方がいなければ費用を支払う必要はありません。

人材紹介のデメリット

一方で人材紹介会社を利用するデメリットはなんでしょうか。

1名あたりの採用単価が高くなる

年収の35%といった手数料を設定する場合、1名あたりの採用単価は100万円を超えることがほとんどでしょう。
良い人材であれば、決して高くない費用と考えることも出来ますが、募集や募集人数によっては許容できないこともあるでしょう。

人材紹介では、大量に採用しても価格が変わらない求人広告と違い、採用人数に応じて費用が発生するので、1名あたりの採用単価は高くなりがちです。

採用ターゲットが存在しない可能性もある

人材紹介会社は、自社が保有する転職希望者のデータベースから、求人企業の要望に合った方を探し、紹介を行います。

ニッチな技能やスキルの場合、人材紹介会社のデータベースに存在しない可能性もあります。

人材紹介会社にオーダーすることは無料で出来ますが、採用ターゲットによっては、紹介が上がらないことも多くあります。

人材紹介会社を利用するのが向いている場合

ここまで人材紹介会社を利用する際の手数料や、メリット・デメリットについてまとめました。
以下のような採用の場合、人材紹介会社を利用しての採用が向いていると言えるでしょう。

  • 少人数の採用で、良い人材を厳選して採用したい
  • 人事/採用担当者が少なく採用に力を掛けられない
  • 知名度がないが、採用における強みがある企業
  • とにかく数を採用したい(予算に余裕がある)
  • 専門性が高く、市場にあまり存在しないようなスキルの人材採用

大人数を採用したいという場合よりも、少人数で良い人材(要件に合った)を採用したいという場合にオススメと言えるでしょう。

人材紹介会社での採用が不向きの場合

一方で人材紹介での採用が不向きの場合の採用もあります。

条件の良い事務職の募集や人気企業の場合は、求人広告を利用すれば、採用の母集団形成に困ることはないでしょう。※採用ハードルが高い場合、人材紹介会社にオーダーをしてふるいにかけて工数を減らすという方法もあります。

  • 採用単価の上限(キャップ)が決まっている
  • 大量人数の採用(予算が決まっている場合)
  • 人気企業や人気職種など応募が集まりやすい求人

人材紹介会社を上手く活用する方法

人材紹介会社のマネジメントと呼ぶ人事の方もいらっしゃいますが、人材紹介会社を上手に利用している会社とそうでない会社があります。

前者は紹介も多く上がり、良い人材を優先的に紹介されるので、結果的に採用活動がうまくいくことが多いです。

一般的な内容にはなりますが人材紹介会社に中途採用、紹介を依頼する場合に意識しておいた方がよいことを下記にまとめます。

採用要件を明確にする。MUSTとWantを明確にする

人材紹介会社は多くの求人を保有しており、また多くの求職者の方とお会いしています。

要望が明確な場合、要件に近い方がいらっしゃるとご紹介につながりやすいですが、採用要件があいまいだと、紹介すべきか判断出来ず、他社に優先して紹介を行ってしまう可能性があります。

また紹介しても、よく分からない理由で不採用になることが続くと、人材紹介会社としては成果につながらないと考え、積極的に紹介を行わなくなります。質の高い紹介を受けるためにも採用要件は明確にする必要があります。

レスポンスを早くする

書類選考の結果、面接の日程調整、結果の通知などを早く行うことも重要です。

採用に対するモチベーションが低いと感じられると、紹介会社の積極的な紹介につながりません。

また役職者との調整や選考結果など時間がかかる場合もあるかと思いますが、その場合でもいつをめどに連絡できそうといったことを伝えるだけで大きく印象は異なります。

結果のフィードバックを詳細に行う

紹介が行われたあと、全ての方が採用になるわけではもちろんありません。

ただ何故ダメだったのかや、良かった点はあったが、こういった点が懸念であったかなど、詳細をフィードバックすると次の紹介につながりやすいです。

そういった理由が不明だったり曖昧だと、キャリアアドバイザーも改善しようがなく、徐々に紹介数が減少していくことも考えられます。

上記のように、採用成功のパートナーとして、上手に活用すると紹介数も紹介者の質も向上していくでしょう。

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転職活動で転職エージェントを利用すべき最大の理由

転職を考えたらまずは転職エージェントを利用することをおすすめしています。

  1. 転職エージェントしか保有していない求人があるから
  2. 無料で書類や選考対策が出来るから
  3. 効率的な転職活動が可能
  4. 条件交渉がしやすい

転職エージェントの利用には、上記のようなメリットがありますが、転職エージェントしか保有していない非公開求人があるというのが最大のメリットです。

中途採用の求人は、企業によっては、特定の転職エージェントにしか依頼をだしていなかったり、一般には公開せずに転職エージェントにのみ、求人の情報を公開していることがあります。

そうした求人は、個人で転職活動をする限り見つけられません。非公開求人に応募するには、転職エージェントを活用するしかないのです。

他にも、選考対策によって通過率が向上したり、日程調整や各企業とのコミュニケーションを代行してもらえる、年収やその他の条件などの交渉がしやすいといった点はメリットですが、最大のメリットは「転職エージェントしか保有していない求人がある」ことです。

大手2社+専門性の高いエージェント1社を利用するのがおすすめ

先程、転職エージェントの最大のメリットは非公開求人にあると説明しました。

一般的に非公開の求人を多く保有しているのは、大手の転職エージェントです。

一方で、特定の領域に特化した転職エージェントは求人数は大手ほどではありません。しかし、強みとしている領域の企業の非公開求人や情報を豊富に保有しています。

そのため、転職エージェントは、大手の転職エージェントを2~3社、自分に関心のある特定領域に強い転職エージェントを1社利用するのがよいでしょう。

大手の転職エージェントで紹介される求人で、転職市場全体の相場観を理解し、特定領域のエージェントで興味のある分野の詳細を聞いていくのがおすすめです。

大手の転職エージェントの複数利用をおすすめしているのは、担当者との相性が理由です。

転職エージェントとは一定期間、密なやり取りをすることになるので、相性の良い方・信頼出来る方を選びましょう。

そのためにも複数の転職エージェントを活用し、信頼出来る方を選ぶべきです。

続いて、おすすめ出来る大手の転職エージェントと、専門・特化型エージェントを紹介します。

おすすめの大手転職エージェント

大手の転職エージェントは広告も積極的に行っており、ご存知のサービスも多いかもしれません。

こうした大手の転職エージェントは多くの求人数を保有しており、様々なタイプの方に対応が可能です。どんな方にもおすすめできる転職エージェントといえるでしょう。

などがあります。

おすすめの専門・特化型転職エージェント

専門や特化型転職エージェントは、CMなどのマスプロモーションは行わないため、一般的には知名度が高くありません。

しかし、専門の領域では大手を超える実績や情報をもっていることもあります。

  • 採用背景の解説
  • 求人内容の詳細説明
  • 書類選考対策
  • 面接対策

専門特化型の転職エージェントは上記のような、転職活動のサポートもじっくり行う傾向があります。

丁寧なサポートをしてほしい、興味・関心がある程度定まっている方は積極的に活用すべきです。

などがあります。上記のような領域に興味・関心があるかたは、こうした転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントの相談は無料?その理由と仕組みは?(転職エージェントについて知りたい方向けの内容です)

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