就活を11月から始めるのは遅い?【2025年10月最新】大学3年生が11月から就職活動でやることも紹介!
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- 大学3年生の11月から就活を始めるのは決して遅くはなく、この時期から効率的に進めれば十分内定獲得が可能である
- ただし、既に就活を始めている就活生も一定数存在し、少し遅れをとっていると言える状況でもある
- そのため、さまざまな就活対策を早急かつ効率良く進めることが求められる
- しかし、急ぐがあまり就活の軸づくりや面接対策の方法を誤ると、就活自体が失敗するリスクが高まる
- そこで、就活の早急かつ効率良く行い、成功率を高めたい人は就活エージェントを利用するのがおすすめ
- 就活エージェントでは、相談から面接対策、面接の日程調整まで包括的なサポートを提供している
- 加えて、自己分析や業界研究のサポートも行い、その内容を通じてあなたに合った求人を紹介してもらえる場合もある
大学3年生の11月から就活を始める方におすすめの就活エージェントは、以下の2つです。
サービス名 | おすすめポイント |
---|---|
キャリアチケット就職エージェント | ・内定率が1.4倍にアップ(※1)した対応実績がある ・年間の利用者数が18,000人(※2)で、オンラインからも無料で相談できる ・適性をヒアリングしたうえで会社を平均5社(※3)紹介してもらえる |
キャリアパーク就職エージェント | ・就活を行う学生の2名に1名(※3)が登録している大手の就活エージェント ・「自己PR作成ツール」や「ガクチカ作成ツール」など就活用の対策資料が豊富 ・サポート内容を踏まえた、優良企業を紹介してもらうことができる |
(※1~5 2025年9月時点 公式サイトに記載)
なお、大学4年生の11月時点で内定がない人は、「大学4年生で就活で11月に内定なしはやばい?」の記事で内定を取るための方法を詳しく解説しています。
目次
- 1 【就活を11月から始めるのは遅い?】大学3年生の11月の就活状況まとめ
- 2 大学3年生の就活で11月から変化すること
- 3 就活を11月から始める大学3年生がやること一覧
- 4 11月からの大学3年生の就活スケジュール例を紹介
- 5 【2025年最新】11月以降に開催されている大学3年生向けの就活イベントを紹介!
- 6 11月からの就活を成功させるポイント
- 7 大学3年生が11月からの就活を成功させるコツ
- 8 11月からの就活に活かせる情報の調査方法
- 9 11月以降に注力するべき就活の内容
- 10 11月からの就活に関するよくある質問
- 11 大学で就活を行った方に対するアンケート
- 12 大学3年生から就活を始めた方へのアンケート
- 13 大学3年生の11月から就活を始めた方へのアンケート
【就活を11月から始めるのは遅い?】大学3年生の11月の就活状況まとめ
以下は自社で行ったアンケートを基に、大学3年生の11月時点の就活状況をまとめた画像になります。
※グラフの詳細はアンケート概要をご覧ください
※「就活を始めている人」「11月から就活を始める人」の割合にはインターンシップへの参加は含みません
ここでは、大学3年における11月の就活状況を紹介します。
【結論】11月から就活を始めるのは遅くない
11月から就活をスタートさせることは決して手遅れではありません。
本格的な選考が開始される大学4年生の6月まで約7カ月の期間があり、準備に十分な時間を確保できます。
経団連に加盟する多くの大手企業では、大学3年生の3月に採用情報が公開され、大学4年生の6月から本選考が始まるスケジュールとなっています。
また、2025年卒の学生の調査では、大学3年生の10月時点での内定率はわずか7%程度(※)であり、多くの学生がまだ準備段階にあることがわかります。
(※出典:キャリアチケット)
ただし、近年の就活の開始時期は早まっている傾向もあるため、早めに行動を起こすほうが良いでしょう。
11月から就活を始めるのが遅いと言われる理由
11月から就活を始めた場合に遅いと言われる理由は、多くの就活生が既に活動を開始している時期であるためです。
内閣府の調査データによると、大学3年生の7月から9月にかけて約59%(※)の学生がサマーインターンに参加しており、就活準備を本格化させています。
(※出典:内閣府調査データ)
さらに、外資系企業やマスコミ業界では、大学3年生の10月から11月頃に選考がスタートする事例が多く見られます。
上記の業界を希望する学生にとって、11月からのスタートでは応募するタイミングを失ってしまう可能性があります。
また、サマーインターン参加者が早期選考の案内を受けるケースもあり、既に動き出している学生との差が生まれやすい時期と言えるでしょう。
11月から就活を始める人の割合
※グラフの詳細はアンケート概要をご覧ください
※上記割合にはインターンシップに参加している人は含みません
本サイトが就活経験者566名に対して行ったアンケートによると、大学3年生の11月から就活を行った方の割合は3%となりました。
一方で、約35%の方は大学3年生の11月までに就活を始めています。
また、内閣府が行った調査では大学3年生の27.5%(※)が、9月時点で企業説明会などへの参加を行っているため、11月時点で行動を起こしていない場合は出遅れていると言えます。
(出典:学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について)
そのため、まずは就職エージェントへ登録したり、自己分析や業界研究を進めるなど、できることから始めていくと良いでしょう。
11月時点の就職内定率
※グラフの詳細はアンケート概要をご覧ください
本サイトが行ったアンケートによると、大学3年生の11月時点での内定獲得率は6.88%となっており、1割にも満たない数値となっています。
そのため、内定を持っていなかったとしても、焦って取りに行く必要はないと言えるでしょう。
また、キャリアチケット就職エージェントが2023年10月に行った調査では、大学3年生の10月時点で内定を持っている人はわずか7%(※)に留まっていることがわかっています。
(出典:キャリアチケット就職エージェント)
以上から大多数の学生はまだ準備段階にあり、本格的な選考活動は3月の情報解禁以降に本格化するため、この段階での内定率の低さは自然な状況です。
むしろ11月時点では企業研究や自己分析などの基礎固めに集中し、翌年以降の本選考に向けた準備を着実に進めることが重要になります。
大学3年生の就活で11月から変化すること
就活における大学3年生の11月から変化することとして、以下が挙げられます。
一部業界の早期選考が開始される
大学3年生の11月になると、一部の業界で早期選考の受付や面接がスタートします。
早期選考とは、政府が定める就活解禁の3月よりも前に実施される選考のことを指します。企業が優秀な学生を早めに確保する目的で行われる傾向があります。
また、11月が就活の本格化が始まる重要な転換点となる理由は、多くの人気企業が本選考の前哨戦として早期選考を実施するためです。
この時期を逃すと次年度まで受験機会がない企業も存在するため、志望学生にとって見逃せない期間となります。
例えば、外資系戦略コンサルティングファームでは8月頃から内定を出し始め、外資系投資銀行では11月からES締切が始まります。
また、メガベンチャー企業も11月下旬に内定を出すケースがあります。
ただし、早期選考で不合格になると本選考に応募できない企業がほとんどであるため、入念な準備をしてから臨むことが重要です。
国家資格キャリアコンサルタント、キャリコンリンク合同会社代表。
瀧本 博史
外資やITなど業界ごとの早期選考が進み、全体的な採用活動の早期化で就活競争が激化する傾向にあります。
11月時点で選考開始される業界例
11月から選考が本格化する業界には、外資系企業、ベンチャー企業などが挙げられます。
これらの業界は日本の経団連ルールに縛られないか、積極的な人材確保戦略を取っているため、通常の採用選考フローより早期に動き出す特徴があります。
そのため、外資系企業、ベンチャー企業の選考を受ける学生にとっては事前の情報収集と準備が不可欠になります。
なお、業界研究や企業分析を怠ると、応募すらできない状況に陥る可能性があります。
大手企業の就活イベントが開始される
11月は、大手企業が本格的に就活イベントをスタートさせる重要な転換期となります。
多くの企業が11月以降に企業説明会や選考イベントを実施し始めるため、就活生にとって情報収集と企業理解を深める絶好の機会となるでしょう。
これまで自己分析や業界研究に時間をかけてきた学生にとって、11月からのイベント参加は志望企業を絞り込み、実際の選考に向けた準備を本格化させる重要なステップとなります。
そのため、この時期のイベント参加が内定獲得に直結する可能性があるでしょう。
ただし、企業によってはイベントへの参加人数に制限がある場合もあるため、事前の情報収集と早めのエントリーが重要となることに注意が必要です。
11月時点でイベント開催していた業界例
11月時点で活発にイベントを実施している代表的な業界として、外資系コンサルティング業界が挙げられます。
戦略系コンサルティングファームでは、9月末から10月にかけてエントリーが締切られ、11月にはジョブ選考が開始されるスケジュールとなっています。
この時期に積極的にイベントを開催する理由は、優秀な学生を早めに採用したいという企業側のニーズと、学生の就活意識の高まりが一致するタイミングであるためです。
また、IT業界や金融業界、マスコミ業界なども11月からセミナーや説明会を本格化させており、外資系金融機関では投資銀行部門を中心に早期の採用活動を展開しています。
なお、業界によって選考スケジュールが大きく異なるため、検討している業界の動向を事前に調べることが重要となります。
秋・冬のインターンシップが開始される
11月は秋・冬のインターンシップが本格的に開始される時期であり、夏のインターンシップとは異なる特徴を持つプログラムが多数展開されます。
冬季インターンシップは夏季と比較してより実務に近い内容が組まれることが多く、実際の職場環境や業務内容をより深く理解できる貴重な機会となっています。
また、多くの企業で冬季インターンシップの参加者向けで早期選考に関する案内が行われるため、内定の獲得に直結する可能性があります。
具体的には、金融業界やコンサルティング業界の大手ファームが、この時期に質の高いプログラムを提供しています。
ただし、秋・冬インターンシップは夏季と比較して募集枠が限られている場合が多いため、応募時期を逃さないよう注意深くスケジュール管理を行う必要があります。
国家資格キャリアコンサルタント、キャリコンリンク合同会社代表。
瀧本 博史
11月以降に冬のインターン受付締切や選考が開始され、インターン参加者を対象に本選考直結の案内が増えるケースが多いです。
就活を11月から始める大学3年生がやること一覧
以下は自社で行った大学3年生が11月以降に行った就活に関するアンケート結果をまとめて画像になります。
※グラフの詳細はアンケート概要をご覧ください
上記を踏まえるとほとんどの方が適性検査対策やエントリーシートの作成などの、就活の軸決めの部分に力を入れていたことがわかります。
なお、就活を11月から始める大学3年生がやることとして、主に以下の2つの方法があります。
就活の軸決め
11月から就活を始める大学3年生は、まず明確な就活の軸を定めることが重要な取り組みとなります。
就活の軸とは、企業を選ぶ際の基盤となる価値基準のことで、自己分析と業界研究を通じて形成されます。
この軸を決めることで、効率的な企業選びが可能になり、志望動機も一貫性を持って作成できるようになります。
なお、就活の軸の具体例として、「プライベートと仕事のバランスに重きを置きたい」「裁量権のある職場で働きたい」「社会貢献性の高い仕事に携わりたい」などが挙げられます。
ただし、完璧な条件をすべて満たす企業を見つけるのは現実的ではないため、2〜3個の必ず抑えたい条件を明確にしておくことが大切です。
これらを踏まえて、11月から就活を始める大学3年生が就活の軸決めでやることとして、以下が挙げられます。
なお、11月から軸決めを含めた就活を開始するのは周りと比べて少し出遅れていると言えるでしょう。
また、このような状況で対策するべきことは数多くあります。しかし、現状の遅れであれば、極端な早期内定を取ることを重視しない場合は、専門家に相談しつつ効率良く対策することで、十分に取り返せるでしょう。
そこで、効率良く就活の成功率を上げたい場合は「就活エージェント」を利用するのがおすすめです。
就活エージェントでは、就活のプロの目線で効率的な自己分析や業界研究の方法についてアドバイスしてもらえます。加えて、エントリーや面接時のサポートも充実しているため、利用することがおすすめです。
なお、費用等も一切かからないため、活用してみて合わないと感じる場合でも損なく利用を中止できます。以下で、おすすめの就活エージェントを紹介していきます。
国家資格キャリアコンサルタント、キャリコンリンク合同会社代表。
瀧本 博史
就活の軸決めをする際は、自分の価値観や希望する働き方を言語化して就活軸にすることが重要です。
自分が大事にしたい働き方の希望が整理できれば、志望動機に一貫性を持たせることができるでしょう。
キャリアチケット就活エージェント
キャリアチケット就活エージェントとは
キャリアチケット就活エージェントは、レバレジーズ株式会社が運営している新卒向けの就活エージェントです。
年間利用者数は18,000人(※)おり、多くの人が活用しているサービスと言えるでしょう。
(※2025年9月時点 公式サイトに記載)
キャリアチケット就活エージェントでの転職活動がおすすめの人
- 11月から就活対策をして内定率アップを目指したい人
- 早期の内定がほしい人
- 紹介してくれる企業の質を重視したい人
(※2025年9月時点 公式サイトに記載)
キャリアチケット就活エージェントで転職活動するメリット
キャリアチケット就活エージェントは、自己分析・業界研究・ES対策・面接対策など就活に関わる幅広いサポートを受けられます。
これらのことから11月から就活対策を始めた場合でも内定率が1.4倍(※1)に向上する可能性があり、就活の成功率が高くなると言えるでしょう。
さらに、1Day選考会なども開催しており、1日で最終選考まで受けられます。そのため、最短で1日(※2)で内定をもらえる場合もあり、早期に内定を獲得することで安心感を持って就活を進めることができるでしょう。
また、求人の紹介は平均5社(※3)となっており、自身に合った企業を紹介してくれる可能性が高いため、ミスマッチを起こりづらいメリットもあります。
サービス名 | キャリアチケット就職エージェント |
---|---|
自己分析のサポートの有無 | あり |
業界研究のサポートの有無 | あり |
企業研究のサポートの有無 | あり |
エントリーシートの対策のサポートの有無 | あり |
面接対策のサポートの有無 | あり |
WEBテスト対策のサポートの有無 | なし |
就活イベントの開催の有無 | あり |
合同説明会・就活セミナーの開催の有無 | あり |
キャリアパーク就活エージェント
キャリアパーク就活エージェントとは
キャリアパーク就活エージェントは、上場企業が運営している就活エージェントです。
最短1週間(※)で内定がもらえる可能性があり、早期内定を目指している人におすすめのサービスと言えるでしょう。
キャリアパーク就活エージェントでの就職活動がおすすめの人
- 11月から専属アドバイザーに就活をサポートしてほしい人
- 優良企業から内定がほしい人
- 就活の対策に重きをおきたい人
キャリアパーク就活エージェントで就活するメリット
キャリアパーク就活エージェントは、専属アドバイザーが就活のサポートをしてくれます。
専属アドバイザーが担当してくれることで、自身の希望や強みなどを適切に把握してくれるため、11月から就活を始めた場合でも上手くいく可能性が高まると言えるでしょう。
さらに、キャリアパークで優良企業を厳選して紹介くれるため、ホワイト企業から内定がもらえる可能性が高く安心感を持って就活を進められるメリットもあります。
また、以下のように就活用の対策資料が揃っているため、万全の準備をして就活に臨めるでしょう。
- 自己PR作成ツール
- ガクチカ作成ツール
- 志望動機作成ツール
- 適職診断
- ES100選
- WEBテスト問題集
サービス名 | キャリアパーク就職エージェント |
---|---|
自己分析のサポートの有無 | あり |
業界研究のサポートの有無 | あり |
企業研究のサポートの有無 | あり |
エントリーシートの対策のサポートの有無 | あり |
面接対策のサポートの有無 | あり |
WEBテスト対策のサポートの有無 | あり(問題集提供) |
就活イベントの開催の有無 | あり |
合同説明会・就活セミナーの開催の有無 | あり |
自己分析
就活を11月から始める場合は、自己分析をすることが大切です。
自己分析とは、現在までの人生から体験してきたことや価値観、アピールポイントなどの自身に関することを分析して再認識する作業です。
この作業により、自分にとって本当に興味のある業界や職種が明確になり、企業への効果的なアピールが可能になります。
具体的な手法として、自分史の作成やモチベーショングラフの活用、マインドマップの活用などがあります。
時間が限られている11月からの就活では、自己分析診断などを利用して効率的に進めることも重要です。
業界研究
大学3年の11月から就活を始める場合は、業界研究は志望する業界を絞り込むために不可欠な作業です。
業界研究では主に、実際にある業界の情報に触れ、それぞれの特徴や動向を調査することから始まります。
そのような業界研究により、志望業界での求められる人材像が把握でき、自己PRや志望動機の作成に直接活用できるようになります。
また効果的な業界研究の手法として、以下が挙げられます。
- 業界地図の活用
- 就職情報サイトでの情報収集
- 業界セミナーへの参加 など
ただし、すべての業界を詳細に調べる時間は限られているため、興味のある業界を3〜5個程度に絞って深掘りすることが効率的です。
企業研究
11月から就活を開始する際は志望業界の中で自分に合う企業を見つけるために、企業の基本情報と特徴を調べることが大切です。
企業研究とは、企業のビジネスモデルや競合他社との差異を研究し、自分のキャリアプランと合致しているかを判断する作業です。
11月から企業研究を始める場合、3月の選考解禁まで時間が限られているため、効率的な情報収集が重要になります。
企業研究を通して「なぜその企業であるのか」という志望動機を明確にできるため、エントリーシートや面接での差別化につながります。
具体的には、企業の基本情報(事業内容・売上高・従業員数など)・業界内での立ち位置・競合他社との違いなどを調べていきます。
なお、企業研究シートを活用して複数企業の情報を整理すると、比較検討しやすくなるでしょう。
エントリーシートの対策
11月からはエントリーシートの基本構成を理解し、自分の経験を整理してアピールポイントを明確にすることも重要です。
エントリーシートとは、自分のキャラクターや仕事への意欲を企業にアピールする書類で、選考の最初の関門となります。
エントリーシートの通過率を上げるためには、企業が求める人柄や個性に合わせて自分のアピールポイントを具体的に伝えることが必要です。
多くの企業でエントリーシートによる書類審査が実施されるため、ここで落選すると面接を受けることができません。
また、一般的には学生時代に注力したことや自己PR、志望動機の3つの基本項目について、以下の構成で文章を作成します。
- 結論
- 理由
- 根拠
- 具体例
- まとめ
企業研究で得た情報を志望動機に反映させることで、その企業である必要性や理由を説得力を持って伝えることができます。
WEBテスト(適性検査)対策
11月から就活を実施する際は、WEBテスト(適性検査)対策を利用すると良いでしょう。
適性検査には能力検査と性格検査があり、SPIや玉手箱といった種類次第で出題内容や形式が異なります。
効率的に得点力を向上させたい場合は、志望企業で使用される可能性が高いテスト形式を優先的に対策しましょう。
WEBテストの合格基準は企業によって様々ですが、基本的にSPIでは70~80%の正答率が求められることが多いです。
使用される可能性の高いWEBテストを確認したら、問題集や無料のWebサイトを活用して、言語問題と非言語問題の両方を練習しましょう。
なお、計算する際には電卓を利用できるため、操作に慣れておくと試験時間を有効活用できます。
OG・OBへの訪問
OB・OG訪問では企業説明会では公開されない内部情報や社風について知ることができるため、就活の方向性を決める際に価値の高い情報源となります。
OG・OBへの訪問とは、志望している業界や実際に企業で働いている先輩社員から、リアルな職場環境や仕事内容について直接話を聞く活動です。
この活動が重要な理由として、入社後のミスマッチを防ぎ、自分に合った企業選択ができることが挙げられます。
訪問の際は、具体的には大学のキャリアセンターやOB・OG訪問専用アプリを活用して、1〜3名程度の先輩にコンタクトを取り、カフェや企業内で30分〜1時間程度の面談を実施します。
なお、面談時は企業の公式情報では分からない質問を準備し、礼儀正しい態度で臨み、終了後は必ずお礼のメールを送ることが大切です。
就活イベントへの参加
複数の企業が一堂に会する合同説明会や業界特化セミナーなどの、就活イベントに積極的に参加することも11月から始めるべきでしょう。
11月は冬季インターンの選考や早期選考が本格化する時期であり、多様な就活イベントが開催されるため、効率的な情報収集ができる絶好の機会となります。
この参加が重要な理由は、短時間で多数の企業情報を比較検討でき、自分の興味のある分野を発見できるためです。
例えば業界特化型の説明会では金融業界フェアやIT企業合同説明会などがあり、一般的な合同説明会では数十社から数百社の企業が参加します。
また、参加前に興味のある企業のチェックや、具体的な質問の用意をすることで充実した時間にしやすいでしょう。
合同説明会・就活セミナーへの参加
大学3年生の11月には、多数の企業が集まる大規模イベントや就活スキル向上のためのセミナーに参加することも重要です。
これらのイベントは就活準備が本格化する11月に数多く開催されており、企業との直接的な接点を持つ貴重な機会を提供してくれます。
そのため、企業の採用担当者と直接話ができ、志望度の高さを認識してもらえる可能性があります。
具体的には東京ビックサイトや各地のコンベンションセンターで開催される大規模な合同説明会や、ES作成講座、面接対策セミナーなどがあります。
なお、当日は服装はリクルートスーツを着用し、履歴書や筆記用具を持参して、積極的に企業ブースを回ることが成功のポイントです。
選考への参加
11月から就活を始める大学3年生が応募すべき選考として、以下が挙げられます。
秋・冬期のインターンシップへの応募・参加
11月からは、秋・冬期のインターンシップに申し込み、職場体験を通じて企業理解を深めましょう。
冬のインターンシップは1月から2月にかけて実施されることが多く、夏のプログラムと比べて実際の仕事に近い内容を提供している企業が増加しています。
この時期のインターンは本選考に直結する可能性が高く、優遇ルートに繋がる機会として注目されているため、積極的な参加が就活成功のカギとなります。
実際にパナソニックなど、多くの大手企業が11月中にエントリー締切を設定しています。
ただし、冬インターンは倍率が高くなる傾向があるため、しっかりとした選考対策と企業研究を行ったうえで応募することが重要です。
早期選考への応募
早期選考とは、本選考の応募開始時期である3月以前に行われる採用選考フローのことです。
外資系企業やマスコミ業界、IT業界などでは、大学3年生の11月頃から選考を開始する事例が多く見られ、年内に内定を出す企業も存在します。
早期選考は競合する学生数が少なく、選考進行もスムーズに進む傾向があるため、効率的に内定獲得を目指しやすい可能性があります。
多くの早期選考は、インターンシップに参加した学生に対して社員から案内されるケースが一般的であり、公開募集ではない場合が多いです。
注意点として、早期選考で不合格となった場合、一般的な本選考には応募不可となる企業も存在するため、応募時には企業の選考ルールを事前に確認しておく必要があります。
11月からの大学3年生の就活スケジュール例を紹介
11月から就活を始める大学3年生のスケジュール例として、以下が挙げられます。
1,自己分析(11月前半)
11月からの就活では、自己分析を優先的に取り組むことが成功への鍵となります。
自己分析とは、過去の体験と感情の動きを分析して自分の長所や短所などを発見する作業です。
11月時点では自己分析を行うことで就活の軸を明確にし、志望業界や企業選びの基盤を構築できるため優先的に取り組むことをおすすめします。
例えば自分史やモチベーショングラフ、WILL・CAN・MUSTフレームワークを活用して価値観の分析を進めると効果的でしょう。
注意点として、11月から始める場合は時間が限られているため、一人で進めずに就活支援ツールも併用することが重要です。
2,OG・OB訪問(11月前半)
11月からはOG・OB訪問を積極的に実施し、企業の実情を把握することが大切です。
OG・OB訪問とは、志望企業で働く先輩を訪問して業務内容や社内のムードについて直接話を聞く活動です。
11月の時期に実施することで企業説明会では触れられない情報を収集でき、志望動機の具体性向上に繋がるため、重要なプロセスです。
具体的には大学のキャリアセンターやOG・OB訪問アプリを活用して1社あたり2〜3名の先輩と面談することをおすすめします。
ただし、11月から訪問を始め、短期間で成果を出すためには、事前に質問リストを準備し効率的に情報収集すると良いでしょう。
3,業界研究(11月前半)
11月時点では業界研究に着手し、志望業界の絞り込みを開始することが不可欠になります。
業界研究とは世の中の業界の特徴や種類を認識し、自分に適した業界を理解するためのプロセスです。
この時期に業界研究を行う理由は、3月の就活解禁前に志望する業界を決定し、効率的な企業選びの土台を築くためです。
例えば、業界地図を活用してメーカー・金融・IT・商社などの主要業界の特徴やビジネスモデルを比較検討すると良いでしょう。
また、幅広く調べると時間が足りなくなる可能性があるため、興味のある分野に絞ると良いでしょう。
4,エントリーシート準備(11月後半)
11月後半にはエントリーシート作成の準備に取り組み、選考書類の質を高めていきましょう。
この時期は多くの企業が冬期インターンシップの募集を開始するため、応募書類の準備が急務となります。
自己分析と企業研究を踏まえた文章作成により、面接で深く掘り下げられても対応できる内容を準備することが重要です。
具体的には志望動機では企業の事業内容や求める人物像に合わせた記述を心がけ、自己PRでは数値を用いた成果の表現を取り入れると効果的です。
エントリーシートは完成後も何度もチェックを行い、誤字脱字の修正と内容のブラッシュアップを継続的に実施する必要があります。
5,WEBテスト(適性検査)対策(11月後半)
11月後半にはWEBテスト対策を本格化させ、基礎学力と論理的思考力の向上に集中しましょう。
多くの企業で足切りとして活用されるWEBテストは、客観的な評価基準が設けられているため対策次第で確実に突破可能です。
適性検査には複数の種類があり、一般的なSPIから対策を開始することで効率的な学習が実現できます。
練習では制限時間を設けた問題演習を重ね、本番同様の環境で解答スピードの向上を図ることが大切です。
また、受検の際には不正行為を避けて自分の実力で回答することで、企業とのミスマッチを防ぐ必要があります。
6,面接・グループワーク対策(11月後半)
11月後半は、面接やグループワークの実践的な対策を集中的に行う重要な時期です。
企業選考において面接は重視される要素の一つであり、この時期の準備が本選考での成功を左右します。
また、グループワークについても、他の就活生と差をつけるための対策が不可欠です。
具体的には、模擬面接の実施や志望動機の深掘り対策、グループディスカッションの進行練習などが効果的でしょう。
ただし面接対策は独学では限界があるため、キャリアセンターやエージェントを活用することも検討すると良いでしょう。
7,選考・インターンシップへの参加(11月後半)
11月後半からは、冬季インターンシップの選考参加と早期選考への応募が本格化します。
冬インターンは早期内定につながる可能性が高く、志望企業への重要なアプローチ手段となります。
とりわけ、外資系企業やIT業界では11月時点で既に早期選考が開始されており、スケジュール確認が急務です。
また、この時期のインターンは競争が激化するため、エントリーシートの質を高め、選考対策を万全にして臨む必要があります。
なお企業の選考情報は日々更新されるため、公式サイトや就職情報サイトの定期的にチェックする必要があるでしょう。
【2025年最新】11月以降に開催されている大学3年生向けの就活イベントを紹介!
ここでは、11月以降に開催させれている大学3年生向けの就活イベントを紹介していきます。
開催日 | 11月3日(月・祝) |
---|---|
対象者 | 2027年卒・2028年卒・2029年卒 |
開催地域 | 仙台 |
会場 | サンフェスタ |
イベントの内容 | ・企業選び・選考対策などの役に立つ |
出典:キャリタス就活
※2025年10月3日時点
11月からの就活を成功させるポイント
就活の軸決めを確実に行う
11月からの就活では、まず就活の軸を明らかにすることが重要です。
就活の軸とは、企業選択や業界の絞り込みで重視する自分なりの価値観や譲れない条件のことで、働く上で重視したいことなど「仕事上の譲れない条件」を指しています。
軸がないと応募する企業を考える際の決め手がなく、エントリーや志望動機作成、選考対策などに時間を要してしまうでしょう。
例えば「人と交流する仕事をしたい」「国外で働きたい」「成果主義の職場で早期成長したい」など、自分の働き方や働く環境という視点から自己分析することが重要です。
軸が決まっていないと、面接で一貫性のない回答をしてしまう場合があります。
その結果、面接官に「熱意が感じられない」「入社後のイメージが想像できない」など否定的なな印象を持たれる可能性があるため、注意が必要です。
早期選考を利用して面接に慣れる
11月から就活を開始する場合、早期選考を積極的に活用して面接経験を積むことが重要です。
早期選考とは、通常の3月以降の選考開始よりも早いタイミングで行われる選考フローのことです。
企業によっては6月1日から始まる選考よりも早い時期から始まり、速やかに内定を出すという企業も存在します。
そのため、面接の練習をすることで、志望動機などよくある質問のみではなく、例外的な質問にも円滑に答えやすくなります。
また、面接本番での緊張軽減や成功のイメージを持つといった成果を得やすくなるでしょう。
例えば外資系企業や一部のベンチャー企業では、夏および秋頃にインターンシップを介した選考を実施しています。
ただし、面接練習では回答を丸暗記するのみならず、要点で覚えることが大切です。想定外の質問や回答時間を指定されたときにも柔軟に対応できるよう練習することが必要です。
利用できるサービスを活用する
11月からの就活を成功させるためには、就活エージェントやスカウト型サイトなど利用できる就活サービスをフル活用することが不可欠です。
就活エージェントは、担当者がWeb面談や対面での面談を行い、第三者の視点を交えながら一緒に解決へと進めてくれるサービスです。
中には、専属のアドバイザーが就活を手厚いサポートを提供してくれる就活エージェントもあります。
また、非公開求人や独占求人を取り扱っている場合もあります。
求人情報サイトや企業サイトの採用ページでは公開されていない、アドバイザーが独自のルートで開拓した求人を紹介してもらえることもあるでしょう。
例えばリクナビ就職エージェント、マイナビ新卒紹介、キャリタス就活エージェントなど大手から専門性の高いサービスまであります。
複数のエージェントを併用した場合、様々なサポートが受けられるため、選択肢を広げることができます。
さらに、就活アドバイザーによるエントリーシート添削や模擬面接などの選考準備への支援は、11月からの就活生にとって価値が高いサービスと言えるでしょう。
大学3年生が11月からの就活を成功させるコツ
早い段階から就活慣れをしておく
11月から就活を始めて成功させるためには、まず練習として企業で選考を受けて場数を踏むことから始めましょう。
11月から就活を開始する学生にとって、限られた時間で本命企業の合格率を高めるためには実戦経験が欠かせません。
具体的には、まず志望度の低い企業で面接練習を重ね、ESの添削やWebテストを実際に受験することで実戦経験を積むと良いでしょう。
さらに、冬季インターンシップに参加して実際の働くイメージを掴むことが効果的です。
また、キャリアセンターでの模擬面接を活用して客観的なアドバイスを得ることで、短期間でも選考対策のレベルを向上させることができます。
注意点として、早期選考では本選考よりも対策が重要となるため、十分な準備なしに本命企業を受けると失敗する可能性があります。
大手以外にも目を向ける
視野を大手企業以外の企業にも広げることも、11月から就活を成功させるためには重要です。
中小企業は日本に約330万社以上存在し、中小企業への就職を検討することで自分の価値観に合致する企業と出会える可能性が高まります。
中小企業では若手から責任ある業務を担当できる場合があり、経営陣との距離も近く親しみやすい環境で成長が期待できます。
例えば、地域に根ざした企業や専門技術に強みを持つ企業、成長性の高いベンチャー企業など多様な選択肢があります。
ただし、企業規模のみで判断せず、業務内容や企業理念、将来性なども含めて総合的に評価することが大切です。
情報を得られる機会を増やしておく
11月から就活を始める場合は、情報を得られる機会を増やしておくと良いでしょう。
情報収集の機会を増やすことで、より繊細な企業理解や業界知識が身につき、面接での差別化につながります。
就活では、以下から得られる情報が効果的です。
- 就活エージェント
- 就活サイト
- 企業説明会
- 就活サイト
- インターンシップ
- OB・OG訪問
- 企業の公式サイトやSNS
- 業界ニュース など
ただし、情報の真偽を見極めるために複数の情報源を突き合わせて検証することも忘れずに行いましょう。
11月からの就活に活かせる情報の調査方法
就活エージェント
就活の情報を得たい人は、専任アドバイザーが就活全般をマンツーマンでサポートしてくれる就活エージェントを活用しましょう。
11月からの就活で限られた時間を有効活用するには、一人で進めるよりもプロの支援を受ける方が効率的です。
そのため、自己分析から企業紹介、面接対策まで個別に対応してくれる就活エージェントは、就活の方向性が定まっていない学生にとって心強い味方となります。
さらに就活エージェントでは、ナビサイト一般向けに公開されていない非公開求人を取り扱っている可能性があります。
また、書類選考免除や一次面接免除などの特別選考ルートで選考に進めることもあり、内定獲得の確率を高められます。
具体的には、キャリアチケットやキャリアパーク就職エージェントなどの大手サービスが、充実したサポート体制を提供しています。
なお、就活エージェントを活用する際は、複数のエージェントで登録して掲載されてる情報を比較検討することが重要です。
とりわけ、それぞれのエージェントで得意としている職種や業界が異なるため、選択肢を広げるためにも2~3社程度の併用をおすすめします。
就活サイト
就活に活かせる情報を調査したい人は、企業情報や求人情報を効率良く収集できる就活サイトなどのプラットフォームを積極的に活用しましょう。
11月時点では企業の採用活動が本格化しているため、リアルタイムで更新される求人情報や選考スケジュールを把握することが重要になります。
なお、就活サイトには、以下の4つのタイプがあります。それぞれ異なる長所を持っているため複数のサイトを併用することが効果的です。
- 求人検索型
- エージェント型
- スカウト型
- 情報掲載型
マイナビやリクナビなどの大手総合サイトでは、数万社以上の企業情報と充実した就活支援ツールを提供しています。
ONE CAREERやオープンワークなどの情報サイトでは、実際に内定した方のエントリーシートや面接体験談、企業の口コミ情報を確認できます。
これらの情報は選考対策として有用で、面接での質問内容や企業の実際の働き方を事前に把握できます。
さらに、就活サイトでは自己分析ツールや適性診断、模擬面接シミュレーターなどの機能も活用しましょう。
これらのツールは無料で利用できる場合があり、客観的な視点から自分の強みや適性を把握する手助けとなります。
ただし、サイトからの連絡が増える可能性があるため、就活専用のメールアドレスを準備して情報管理を行うことをおすすめします。
キャリアセンター
大学のキャリアセンターは、就活情報を効率的に収集でき、身近で信頼性の高い窓口のため、利用すると良いでしょう。
キャリアセンターではそれぞれの学生と真摯に向き合いながら手厚いサポートを提供しており、学生の性格や望む方向性を理解した上で適切な企業を紹介してくれます。
さらに、キャリアセンターでは企業の採用活動に関する知識が豊富な職員とのネットワークを持っており、学内でしか受けられない情報や的確なアドバイスを無料で提供してくれる可能性もあるでしょう。
具体例として、下記のサービスを受けることができる場合があります。
- 求人情報の入手
- エントリーシートの添削
- OB・OG訪問の機会提供
- インターンシップの情報提供
これらのサポートを受けることで、自分の大学ならではの求人やインターン情報にアクセスできる可能性もあります。
また、11月は就活準備に専念できる時期であるため、面談や各種セミナーの予約も比較的取りやすく、キャリアセンターを活用しやすいタイミングと言えるでしょう。
インターンシップへの参加
インターンシップは業界や企業・職種への理解を深めるために効果的な情報収集方法のひとつです。
実際の労働環境で職業体験をすることで、説明会では得られないリアルな情報を収集でき、どのような会社かを理解しやすいため入社後のイメージをつかみやすくなります。
11月からでもインターンシップへの参加可能な理由として、冬インターンシップの多くが11月中に参加やES提出の締切を設定している場合があるためです。
なお、インターンシップに参加するメリットとして、以下が挙げられます。
- 業界研究や職種研究の効率化
- 企業文化の理解
- 早期選考への参加機会獲得
- 就活の予行練習としての効果
- 同じ目標を持つ仲間との出会い
ただし注意点として、インターンシップ参加には選考が伴う場合が見られるため、事前の業界・企業研究やES対策、面接対策をしっかり行ってから応募することが重要となります。
11月以降に注力するべき就活の内容
12月の就活
12月の就活では、冬インターンシップへの参加が優先すべき課題となります。
12月から2月の間で行われる短期集中型のプログラムは、本選考直前の貴重な業務体験機会です。
企業側も本選考を意識した内容で学生を見極めるため、早期選考案内や内定に直結する可能性が高いでしょう。
具体的には2~3社程度の参加を目標とし、志望業界の企業を中心に選択することが重要です。
また、この時期から本格的な自己分析と企業研究を並行して進め、3月の情報解禁に向けた基盤固めも欠かせません。
1月の就活
1月の就活では、冬インターンシップの継続参加と早期選考への挑戦が核となります。
早期選考を実施する企業では、1月中に内定が出るケースも珍しくありません。
また、エントリーシートの作成準備も本格化させ、頻出質問項目への回答を整理しておくと良いでしょう。
さらに、2月以降のプレエントリー開始に向けて、受験企業リストの絞り込みと志望動機の具体化を進めることが求められます。
なお、この月は多くの就活生が本格的な活動を開始するため、OB・OG訪問の連絡も取りにくくなる可能性がある点には注意が必要です。
11月からの就活に関するよくある質問
大手を狙わない場合でも大学3年生から就活をする方がいい?
大手企業を志望しない場合でも、大学3年生から就活を開始することが推奨されます。
これは、企業規模に関係なく選考フローの早期化が進んでいるためです。
中小企業やベンチャー企業も含め、多くの企業が大学3年生の段階から採用活動を本格化させており、早期に動き出している学生を評価する可能性があります。
実際に、中小企業の場合は採用人数が限られているため、応募者が多すぎると選考が厳しくなることも珍しくありません。
また、中小企業にも働きがいのある企業は複数存在し、早期に採用枠が埋まってしまう可能性があるため注意が必要です。
大学3年生が11月時点で行きたい業界が決まらない場合はどうしたらいい?
11月時点で志望業界が決まらない場合は、まず2~3業界に絞り込んで進めることが効果的です。
そのため、自分自身について深く知ることから始めることが重要になります。
その後、業界研究を通じて各業界の特徴や将来性、求めている人材像を把握し、自分に適した分野を見つけていきましょう。
具体的には、合同企業説明会やインターンシップへの参加を通じて、実際の業界の雰囲気を体感することが推奨されます。
また、業界を絞り込む際は「好き」「嫌い」といった直感のみでなく、客観的な情報をもとに判断することが大切です。
大学4年生が11月から就活しているのはやばい?
大学4年生が11月から就活を開始するのは、やばくはありません。
実際、11月以降も採用活動を継続している企業は多数存在するため、内定獲得は十分可能です。
しかし、早期の内定獲得を目指している方は、この時期から効率的に就活を進めることが重要です。
就活エージェントの活用や、秋採用を実施している企業への積極的な応募が効果的な戦略となるでしょう。
ただし、3月から本選考を開始する企業もあり、志望する業界・企業の選択肢は限られる可能性があるため、視野を広げて多様な企業を検討することが必要です。
大学で就活を行った方に対するアンケート
アンケートの概要
アンケート調査対象 | 大学で就活を行ったことのあるユーザー |
---|---|
調査概要 | 大学で就活を行った方に対するアンケート調査 |
調査方法 | インターネットアンケート |
アンケート集計人数 | 566人 |
アンケート参加者の性別
性別
男性 | 女性 | 回答しない | |
---|---|---|---|
人数 | 362人 | 197人 | 7人 |
アンケート結果
就活を始めたタイミングはいつでしたか
学年 | 割合 | 人数 |
---|---|---|
大学3年生7月 | 10.60% | 60 |
大学3年生8月 | 6.89% | 39 |
大学3年生9月 | 6.18% | 35 |
大学3年生10月 | 10.42% | 59 |
大学3年生11月 | 3.00% | 17 |
大学3年生12月 | 7.24% | 41 |
大学3年生1月 | 3.89% | 22 |
大学3年生2月 | 6.36% | 36 |
大学3年生3月 | 14.66% | 83 |
大学4年生4月 | 12.01% | 68 |
大学4年生5月 | 3.18% | 18 |
大学4年生6月 | 2.12% | 12 |
大学4年生7月 | 2.30% | 13 |
大学4年生8月 | 1.77% | 10 |
大学4年生9月 | 0.71% | 4 |
大学4年生10月 | 2.65% | 15 |
大学4年生11月 | 0.00% | 0 |
大学4年生12月 | 0.88% | 5 |
それ以降 | 5.12% | 29 |
大学3年生から就活を始めた方へのアンケート
アンケートの概要
アンケート調査対象 | 大学で3年生から就活を始めたユーザー |
---|---|
調査概要 | 大学3年生から就活を始めた方へのアンケート調査 |
調査方法 | インターネットアンケート |
アンケート集計人数 | 509人 |
アンケート参加者の性別
性別
男性 | 女性 | 回答しない | |
---|---|---|---|
人数 | 362人 | 133人 | 14人 |
アンケート結果
内定が決まった時期を教えてください
学年 | 割合 |
---|---|
大学3年生の6月以前 | 0.20% |
大学3年生の7月 | 0.79% |
大学3年生の8月 | 1.77% |
大学3年生の9月 | 0.59% |
大学3年生の10月 | 0.98% |
大学3年生の11月 | 2.55% |
大学3年生の12月 | 2.36% |
大学3年生の1月 | 4.52% |
大学3年生の2月 | 5.30% |
大学3年生の3月 | 1.77% |
大学4年生の4月 | 8.06% |
大学4年生の5月 | 7.66% |
大学4年生の6月 | 14.93% |
大学4年生の7月 | 5.11% |
大学4年生の8月 | 9.04% |
大学4年生の9月 | 7.07% |
大学4年生の10月 | 4.52% |
大学4年生の11月 | 5.50% |
大学4年生の12月 | 1.38% |
大学4年生の1月 | 1.18% |
大学4年生の2月 | 2.95% |
大学4年生の3月 | 2.36% |
在学中は決まらなかった | 9.43% |
大学3年生の11月から就活を始めた方へのアンケート
アンケートの概要
アンケート調査対象 | 大学で3年生の11月から就活を始めたユーザー |
---|---|
調査概要 | 大学3年生の11月から就活を始めた方へのアンケート調査 |
調査方法 | インターネットアンケート |
アンケート集計人数 | 103人 |
アンケート参加者の性別
性別
男性 | 女性 | 回答しない | |
---|---|---|---|
人数 | 88人 | 13人 | 2人 |
アンケート結果
大学3年生の11月以降に行った就職活動を教えてください(複数選択可)
項目 | 回答数 |
---|---|
自己分析 | 40 |
業界研究 | 38 |
エントリーシート対策 | 46 |
適性検査・WEBテストの対策 | 48 |
OG・OBの訪問 | 7 |
イベントへの参加 | 24 |
インターンシップへの参加 | 12 |
早期選考への応募 | 14 |
面接対策 | 29 |
その他 | 8 |

株式会社ファンオブライフ
領域特化型転職エージェントとして「アガルートキャリア」や「Education Career」などの運営を行う。有料職業紹介事業(許可番号:13-ユ-307322)。
国家資格キャリアコンサルタント、キャリコンリンク合同会社代表。著書は『オンライン就活は面接が9割』(青春出版社)、『2026年度版本気で内定!面接対策』(新星出版社)など。
瀧本 博史
大学3年生の11月から就活を始めるのが遅くはない理由として、多くの企業の本選考は春以降に集中することが挙げらます。
11月は春以降に向けた準備段階の期間であり、情報収集や対策を進めるのに余裕のある時期と言えるでしょう。