【社員の8割がリモート活用】リモートワークの実態を調査しました
2023.07.20
株式会社ファンオブライフ マーケティング担当の新保です。
当社の働き方の特徴の1つに、リモートワーク(頻度は職種などによって異なります)があります。
実際にどのくらいリモートワークが活用されているのか、2023年6月に当社社員36名を対象に、リモートワーク実態調査を行いました!
現在の職種と居住地
まず最初に現在の職種と、居住地です。
職種別で見ると、人材紹介業のキャリアアドバイザー・コンサルタントの割合が最も多く、56%(20名)となっています。
弊社は領域に特化した転職エージェントを展開しています。領域別のキャリアアドバイザー・コンサルタント数は以下の通りです。
- 教育:9名
- プロ※:8名
- 人材業界:2名
- 不動産:1名
※弁護士や管理部門のプロフェッショナル人材向けにキャリア支援を行うチームを社内では「プロ」と呼んでいます。
居住地に関しては多くが一都三県ですが、群馬、宮城、長野、海外(マレーシア)に住むメンバーも在籍しています!各地を転々としながら働いている方もいます!
社員が集まる機会は、全体だと期初のキックオフと、忘年会の年2回があります(交通費は会社支給)。各領域ごとでの歓送迎会、飲み会、懇親会は個別に行われています。以前はオンライン開催も多かったですが、リアルの開催も増えているようです!
出社の頻度:前職と現在の比較
続いて、前職と現職のリモートワークの頻度を聞きました。
左側が前職、右側が現在の出社の頻度です。
前職では週5で出社をしていた人が最も多く(22名・61%)、フルリモートワークをしていたのはわずか1名でした。
現在はフルリモートワークをしている人が64%(23名)、月1~2回の出社をしている人が8%、週1~2回の出社が3%で、リモートワークを高頻度で活用している人で8割弱を占めます。
アンケートを行った6月は新入社員も多く、また、期初のタイミングでもあったので、出社をする人が通常時より多かった印象ですが、それでも6割がフルリモートワークをしていることに少々驚きました。
※入社されたばかりの方は出社を一定される方が多いです
リモートワークができてよかったこと(複数回答)
続いて、リモートワークができてよかったと思うことを複数回答と自由記述で聞いた結果、
- 1位:通勤のストレスから解放された(31名・86%)
- 2位:プライベートに使える時間が増えた(27名・75%)
- 3位:オフィスよりも集中できる(22名:61%)
となりました。
以下では自由記述の回答内容を抜粋してご紹介します!
具体的によかったこと(自由記述)
- 1日通勤3時間かかる所をフルリモートによって、その分仕事の時間に割り当てる事が出来た。また体力面でもだいぶ楽な為、仕事にも集中して臨む事が出来る
- 千葉に住んでいるので、通勤時間の往復2時間強を仕事に当てられるのは子どものいる母的には大きい。仕事の合間に参観日に行ったり、習い事の送迎をしたり、家事をしたりができるのは、リモートワークならではでとてもありがたいなあと思う
- 満員電車からの解放!遅延などを気にせず出社できるところは最高!
- 朝活する余裕ができた
- 自炊の時間が確保でき、食べたいものを食べられるようになった
- 勤務開始時間10時のギリギリまで寝ることができる
- 子どもが急な高熱ですぐにでも病院に連れていかなければいけない中で、出勤前に病院に行き、帰ってきてから仕事に入ることができた
- 仕事が終わって1分後にはビールが飲める!
- 地方に住んでいても仕事ができる!沖縄に居住しちゃおうかなと夢が広がります!
- 周りの声が聞こえない状況のほうが集中できるため、業務効率にもつながっているように思います。
- 時間に余裕が出来てタクシー代が減った!
- 病院の診察が混まない日に行ける
- 室温調整やデスクレイアウトが自由。ちょっと疲れた時にいつでも家の中にある器具で数分筋トレできる。簡単に自炊が出来るので栄養バランス管理がしやすいし身体も絞れる
- よくネットで買い物をするのですが、自宅にいる為荷物を受け取りやすく、再配達依頼のストレスから解放されました!!!
リモートワークの良くないこと(複数回答)
続いて、リモートワークの良くないと思うことを複数回答と自由記述で聞いた結果、
- 1位:運動不足になる(27名・75%)
- 2位:社内のコミュニケーションが難しい/減ってしまう(22名・61%)
- 3位:仕事をしすぎてしまう/メリハリをつけづらい(10名・28%)
となりました。「特になし」は複数回答未選択を集計しています。
リモートワークで通勤のストレスから解放された一方、運動不足に頭を抱えるメンバーが多い(歩数少なすぎ。。)様子が自由回答からは垣間見えました(あと今年の夏エアコンなしはきついと思うので本当に心配しています)。
具体的に良くないこと(自由記述)
- 外に全く出なくなりました
- 歩く頻度が減った。1日100歩も歩かない日がある(同様の回答多数)
- 週末も家を出ず、2週間直接日光を浴びませんでした。肌がちょっぴり枯れた気がします。植物に優しくなれます。
- 1週間1歩も外にでなかった時はやばいなと感じました
- 太る・疲れやすくなる。保育園の送迎でひーひー言っている。意識的に何かしないと、健康でいられる自信がない。来月からジム通い始めます。
- リモート中心になり体重が8kg増えた。家にいることが当たり前となり、家事をやっても感謝されない
- 仕事の調子が良く楽しくなると、休みでもやってしまうので奥さんに怒られる
- フル出社の同居人から「フルリモートなんだから家事できるよね」と思われているので、平日はほぼすべての家事担当になっていること(夕飯のレパートリーなさすぎて週2で豚キム作ってます)
- 文字やオンラインのみで伝えることが難しい時もあります。横にいればニュアンスも含めもっとうまく伝わるだろうな~と思う時もあったりします。
- 1分で終わるやり取りを「〇分後にオンラインでお願いします」などがどうしても発生し得るのかなと思います。が、基本的にリモートワークは最高だと思います
- 部屋にエアコンがないため、汗かきながら仕事をしている
リモートワークで困ったこと、失敗したこと
リモートワークで困ったこと、失敗したことを自由回答で聞きました。
多かった回答は「通信環境やパソコンの不具合」。
当社では業務に使用するパソコンは貸与しているほか、Wi-Fiなどの通信費や電気代の補助として「リモートワーク手当」を支給しています。
そういった制度を活用し、リモートワークでも最大限のパフォーマンスを発揮できるよう各自が環境整備を進めているようです。
以下で自由記述の内容を抜粋してご紹介します。
- Wi-Fiの調子が悪く自携帯のテザリングを使用していたら通信制限がかかってしまった
- 自宅で仕事をする環境が整ってなかった時は逆に疲れがたまった(イスとかモニターとか)
- PCが固まって動かなくなった際「このままずっと動かなかったらどうしようかな…」と思ったことはあります。連絡したらすぐに代替機が来るのかわからなかったため(一度だけで特にPCに問題があるとかではないです)
- 何気ない愚痴や出来事をさらっと隣の席の人に漏らす、軽い会話や共感のしにくさ
- 面談中に嫁が背景にカットインしてきたこと
- 集中できる分、社内会議の参加に遅れたことが何度もある
- 部屋に置いてある漫画に誘惑されることがある
- 家のお菓子の減りが早いこと
リモートワークを快適にするための工夫
続いて、「リモートワークを快適にするための工夫(環境/ツール/スタンスなど何でもOK)」を自由記述で聞きました。
多種多様な回答が集まりましたので、スタンス、ツールやガジェット系、周辺環境の3つに分けてご紹介します。
スタンス・心構え
- ダラダラ仕事をしないように「仕事開始!」「仕事終わり!」と声に出すようにしています。効果があるかは分かりません。
- 1時間に1回は外の空気を吸う。毎日PCを見ているのでプライベートで携帯を見る時間を減らす。
- 身体を鍛えたり外部の仕事をしたりと1日の密度を上げて、心身ともに仕上がった状態でFOLの業務に取り組む
- 休憩時間はPCを開かず外に出る&身体を動かす!でリフレッシュするようにしています
ツールやガジェット系
- マウス4台を業務ごとに使い分けています
- トラックボールのマウスが便利すぎて、右手も運動不足になりました
- スマホスタンド/webカメラスタンド/AIスピーカー(会議10分前とかにリマインドするため)
- ブルーライトカットの眼鏡を使っています。なんとなく目の疲れが軽減される気がします
- 目薬とPC用メガネを常備してます
周辺環境
- イスは妥協しない、推しを近くに
- 昇降式デスクを使っているので、健康のため極力立って仕事をするようにしています
- ゲームチェアは必須。1日座っていても腰が痛くならない
- 椅子から立たなくていいように、その範囲で飲み物食べ物など置いて集中できるようにしています。
- 広めのデスク/モニターアーム/椅子などはあった方が快適だと感じました。家にお菓子等をおかない
- 人間工学に基づいたちょっといい椅子を買いました。あとは子供が突然乱入されて私の心が乱れないように鍵が欠けられる部屋を仕事部屋としています(最近はコインを使ってそのカギを開けてこようとするやんちゃ次女です・・)
- 自宅の中でも複数の作業スペースを確保して、気分転換を図る(自室、子供部屋、リビングテーブル、ソファーに座ってなど)
- 肩こりがしんどかったので、できる限りディスプレイを上に置き、目線が高くなるようにしています。
リモートワークだからこそコミュニケーションで気をつけていること、実践していること
リモートワークに対するよくある不安にコミュニケーションがあるのではないでしょうか。
先述の「リモートワークの良くないこと」でも、60%以上が「社内のコミュニケーションが難しい/減ってしまう」と回答していました。
そこで、リモートワークだからこそコミュニケーションで気をつけていること、実践していることを聞いたところ、勉強になる回答がたくさん寄せられましたので、抜粋してご紹介します!
- テキストコミュニケーションなので、質問には完結に回答+補足を丁寧にする。相手にしてほしいことは明確に書く(相談なのか、報告なのかをはっきりさせる)
- テキストベースの会話が中心なので、誰が見ても伝わる内容を意識している
- コミュニケーションにおいてはニュアンスが伝わりにくい時は電話で相談しています
- チャットでは極力「!」などをつける
- わからないことがあればすぐに聞く、わからないままにしない
- 気軽に相談がしやすいように、こちらからもちょっと気になったことをすぐ連絡するようにしている。
- 細かなことでも電話使ったり、オンラインを短い時間でも使ったりしてなるべく声や顔見て話す機会を作る
- ちょっとしたことでも気になったらすぐに自分から発信することは意識しています(わからないと声をあげないとリモート下では周りに気づいてもらえないため)
- 何かメッセージを送る際に、1度客観的に読み返してみて「怒ってるようにとられないかな…?」等を気にするようにしています
- メンバーとヨミ会をする際は、必ずアイスブレイクを入れるようにしています。アイスブレイクがないと本当に仕事の話だけになってしまうので、限られた中での社内コミュニケーションは大切に感じています。
- グループ内だけですがSlackで「おはよう」のスタンプを皆様に押しに行くことは日課にしています。「〇〇さんおはよう!」と唱えながら。
- 最も心掛けていることは、親睦会等は可能な限り参加!です笑
リモートワークに対する今後の気持ち
最後に、リモートワークに対する今後の気持ちを聞いたところ、
- フルリモートワークをしたい(22名・61%)
- たまに出社したい[月1~2回](10名・28%)
- だいたい出社したい[週3~4回](2名・5%)
- 何でもいい(1名・3%)
- 毎日出社したい(1名・3%)
と、フルリモートワークをしたいが半数以上となりました。
「たまに出社したい(月1~2回)」と合わせると9割程度と、ほとんどのメンバーが基本的にはリモートワークをしていきたいと考えていることがわかりました。
「だいたい出社したい(週3~4回)」「毎日出社したい」は、合わせても10%未満(3名)と、出社を基本とする働き方を望む人は若干名です。
おわりに
以上、ファンオブライフのリモートワーク実態調査でした。
初めてリモートワークの実態を調査しましたが、数字でみると意外なことも多かったです。
改めて、個々人の性格やスケジュールなどに合わせて、臨機応変に、柔軟に働き方を変えられるのも当社の魅力だと思いました!
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